日に日に暖かくなり、過ごし易くなってきて助かりますね。花粉が舞う季節できつい方もいるかもしれませんが、笑って過ごしましょうね。
先週は春の雨が降り、革靴が結構な勢いで濡れてしまいました。一番の被害を被ったのはこのギリーシューズで、コンビカラーの様になりました。
トゥは、ワックスの影響か水をはじいている箇所があり、これは染み、塩が吹くパターンだなと思っていました。
数日、室内の風通しの良い箇所に置いていた所、乾いたのですが案の定、染みが出来ていました。塩は写真を撮り忘れたのですが、内側部分に吹いていました。
トゥの部分なのでとても目立ちます。右のつま先の箇所には、ぶつけた後があり、トゥの若干の削れ、色はがれなどが出来ていました。履いているとまあ良くある事ですね。
このままでは、みっともないので染み対策の対処をしていきます。
スコッチグレイン 雨に濡れた時の対処法 雨染み対策
実は、スコットグレインさんのブログに『雨に濡れた時の対策 塩抜き対策』として過去に記載があります。しかもブートブラックの販売元、コロンブスの方からの直伝との事ですので、ブログに記載の事をそのまま実践しました。
注意!!
スコッチグレインさんのブログでは、この方法は黒靴で推奨しています。
※甲革の種類や色目によってはできない場合もあります。特に茶系の革は水染みになってしまうケースもあります。今回のご案内は黒色の靴のお手入れ方法のひとつです。
自己判断の元、処理を行ってみて下さい。気になる場合は店舗に持っていきましょう。
用意するもの、
・目の粗いティッシュペーパー(街で配っているティッシュでOK)
・霧吹き
・雨に濡れた靴
靴紐とキーパーは外した方が良いと思いますが、自分の靴は紐の先端を結び外れないようにしているので、今回はそのまま進めます。
ティッシュに水を拭きつけ、靴に貼り付けて行きます。ぐっちゃぐちゃにならない程のいい具合を心がけました。
どんどん濡らしては、靴を囲んで行きます。
結構な量のティッシュを使うので、街で沢山もらっておきましょう。
最終的に、ここまで包みこみました。
ブログの注意書きにあるのですが、『ライニング(裏革)にはかからないようにしてください』との記載があったのですが、若干自分は水が染み込んでしまいました。
全体を水を付けた指先で叩くとの事で、軽くペンペンと叩きそのまま乾燥させました。叩くことにより、塩分や汚れがティッシュに吸収されるようです。
24時間経過後
夜に処理をしたので、丸24時間後に乾燥したティッシュを剥がすと…。
トゥの染みがキレイになくなっていました。無事に雨染みが抜けた様です。良かった、良かった。
Before
この様な染みが両方のつま先に出来ていたのですが・・・。
After
染み対策を行った所、無事にきれいになくなりました。
トゥ先端の削れ、着色を行いました。
只、一箇所 右靴のサイドに染みが残っていました。まあ、そこまで目立たないからいいかなと思っています。
最後に磨きをかけ、新品の様な状態になりました。
先週大雨に遭遇し、びしょ濡れになった際はどうなるかと思いましたが、無事に復活をしました。現在エイジングチャレンジ開催中なので、大切に履いて行きたいとおもいます。皆様も雨が降るときは、革靴は避ける、シャインオアレインを履くなど、各自で雨対策をされてみて下さいね。
この方法が一番なのかどうかは分かりかねてしまうのですが、自分の場合は問題なく改善したので参考にされてみてください。
スコッチグレインの靴のお手入れにオススメなブートブラックです。