映画 ブラック・レイン の思い出

今週は嬉しい3連休ですね。日中の気温が凄いとの事なので、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。

 

 

先週の末で、外部のWeb会社さんへの研修と講義は無事に終了したのですが『最終課題』と言う物を与えられていました。

 

『ランディングページを各自で制作し提出』

 

こちらの課題を提出し、無事に講義、研修の完了となるので、今週は時間を見てラインディングページの作成をチマチマと行っていました。講師の方から

 

『出来れば実際に存在する商品がいいですね。極力クォリティを上げて提出してください。』

 

との事で、何を題材にするかを結構悩みました。

 

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題材を 映画『ブラック・レイン』に

少し前にスコッチグレインさんの工場見学に訪れた際、会社の階段にこの様な貴重な物が置かれていました。

 

名優の高倉健さんの靴の木型です。2014年に惜しまれつつお亡くなりになりました。健さん出演の映画で個人的に特に好きなのが、

 

1989年 リドリー・スコット監督『ブラック・レイン』

 

です。映画館にも行き、ビデオも購入し、DVDも購入し、データでも購入し、2014年のリバイバル上映にも行きと、今まで一体何度見たのか分からない程です。健さんは、松本正博警部補と言う役で出てまして、『勤勉実直』まさに日本人と言う役を演じています。

 

それまでのハリウッドですと、ガンホー、1941、(問題作の悪魔の毒々モンスター 東京へ行くなどもありますね…、)

 

『ハラキリ、サムライ、ゲイシャー』

 

一体、何だこりゃと言うアホな日本像が多かったのですが、ブラック・レインでは割かし正確に日本像を扱っているのが今までのハリウッドとは違う所でした。

 

リドリースコット特有の映像美、公開から一か月後に松田優作さんがお亡くなりになってと、非常に話題になり映画自体も大ヒットし、この映画が好きだと言う方は多いかと思います。自分もその一人です。

 

で、今回は、1989年公開の映画『ブラック・レイン』のランディングページを作ろうと決めました。この当時はネットなどもないので、架空のサイトです。

 

コンセプト・案出し・デザイン

でそもそも自分がランディングページをいまいち分かってなかったのですが笑、調べると

 

ランディングページとは?

1つの商品やサービスを売るための、1枚の長いWebページ

との事で、過去の事例を沢山見て、仕様を決定しました。

 

コンセプトとしては、

・リドリースコット特有の、煙、光、雨の効果は何処かにいれたい

・和と洋を上手い具合に混ぜたい

映画を再度見直して、公開当時のパンフレットを読み、サントラを聞き気分を高めながら、この1週間取っ掛かりで仕上げました。1989年公開のブラック・レインです。

 

著作権上色々駄目なんでしょうが、1人のファンがついうっかり作っただけなので大目に見て下さい。海外の熱烈なファンは、勝手に映画を作るなどをするのでそれに比べればカワイイもんだと思っています。

 

それにしても、長くて大変でした。Premiereで動画をコマ単位で書き出し、Photoshopと、Illustratorで各種素材を作成、After Effectsで合成とエフェクト、最後にもう一度Photoshopに戻り、Topaz Adjustで微調整と補正、最終書き出しをしました。Adobeのソフトウェアさまさまです。

 

頑張って作ったのですが、『文字組み』が、駄目ですね。普段ここまでの長文を扱う事がないので、本当に文字の取り扱いは難しいです。火曜日提出なので今回はこのままで行き講師の方の添削を待ちたいと思います。

 

Wikipediaから見えた映画への愛

今回作成にあたり、Wikipediaのブラック・レインのページから文章を参考にしたのですが、記載をした方の

 

『映画への愛』

 

をヒシヒシと感じる事が出来、実に嬉しく思いました。

ブラック・レイン - Wikipedia

 

下部に行くと、概要・撮影背景の記載があるのですが、映画の紹介文よりも長く記載しています。自分もこの手のタイプの人間なのですが好きな事・物があると、『裏側にある背景』が気になってしょうがなくなる性分なので、このみっちり書かれた文を読みとても嬉しく思いましたね。映画への愛を感じる素敵な文章でした。

 

ニューヨークへ ロケ地 ユニスフィアの訪問

今から20年以上前にニューヨークへ旅行に行きました。丁度家族がNYに住み始めた頃で、遊びにおいでよと誘われての訪問でした。

 

この時にトータルで、1ヶ月半掛けてNYからLAまでのアメリカ横断旅行をしたのですが、一番初めに訪れたのがNYでした。

 

大きなビル群に、派手な看板と日本と全く違う外観に驚き、路上でのホットドッグや、変な箱に入った箸で食べる中華料理に感動をしました。本当に映画と一緒だなと笑

 

NYでの観光の際に、ブラック・レインのOPに使われている、地球儀のオブジェが見たいと思い、家族に場所を聞いたのですが、

 

『分からない、なんだろうそれ?』

 

と言われました。冒頭日の丸をモチーフにした球体が、地球儀のオブジェにクロスフェードすると言う実に恰好良いOPです。こちらのシーンです。

今はYouTubeに何でも上がっているので便利ですね笑

 

20年以上前Googleや、スマホ、タブレットも無いので、『地球の歩き方』と言うかさ張る本を片手に色々と調べたのですがそれでも分からず、NYの本屋に入り写真集を見ていると、その地球儀が写っており、これだ!!と。店員さんに場所を尋ねると、地図を持って来てくれて、ここの公園にあるよと教えてもらいました。それが、

 

フラッシングメドウズ・コロナパーク にある ユニスフィア

フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク - Wikipedia
ユニスフィア - Wikipedia

でした。マンハッタンから少し離れた公園で、メッツの球場や有名なテニスコートがある複合施設の様になっていました。

 

マンハッタンから電車で移動をしたのですが、近づくにつれて、地球儀が徐々に見えて来ました。駅に到着し、OPの地球儀の前に着いたのですが、

 

『こんなに、大きいんだ!!』

 

とそのあまりの大きさに衝撃を受けました。こちらが、ブラック・レインのOPに出てきた地球儀、ユニスフィアです。真ん中にちょこんと写っているのが自分です、その大きさが分かるかと思います。

映画のワンシーンに使われた物を見れてとても感動したのを思い出しました。この地球儀は、映画『メン・イン・ブラック』の第1作目の最後の敵と戦うシーンにも登場しています。

 

Wikiに、OPの記載がなかったので今回書いたのですが、こちらのブログに各撮影場所を詳細にまとめている方がいらっしゃいました。

『ブラック・レイン』 Black Rain (1989)

凄くまとめられており、映画への愛を感じられる素敵なブログですね。

 

ランディングページを何を作ろうかな?から始まったのですが、色んな事を思い出し実に楽しめて作業を進める事が出来たのでした。

 

久しぶりにブラック・レインを観てみたいな、まだ観た事が無いという方、是非お休みを利用し鑑賞してみて下さいね。

 

今まで何度も観て来ましたが、今回再度観てもやっぱり面白かったです。最後の空港のシーンなどは映像と音楽の入り方が絶妙で余韻に浸れます。連休の残りを有意義に過ごして下さいね。

 

作業用BGM Hans Zimmer Black Rain Track 8 Bikes Fight Nick and Masa

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