遂に8月が終わり、9月になってしまいましたね。季節の変わり目で台風がまた近づいて来ており、豪雨で凄い所もあるようなので、気をつけて過ごしましょうね。
今日のブログは、貴重な体験をした報告です。
デッドストック商品の入手
実はとても嬉しい事がありまして、1930年～60年代のある時期だけ製造、使用されていたギターパーツをず～っと、ここ20年位探していたのですが『新品 未使用品』をこの度入手する事が出来て感無量の気持ちでいっぱいになっています。
世の中では、『ヴィンテージ』とか、『デッドストック』などと言われる物ですね。
80年前の新品、未使用って何だよって感じですが、つい先日本当に自宅に新品が届き衝撃を受けました笑 封を開けた時の感動と言ったら言葉に出来ないですよね。80年前の物ですよ、80年前。また、これがびっくりする位状態の良い物で、本当に感動しました。
インターネットと言うのは凄いですね。今回程凄さを実感した事はありませんでした。
持ち主の方に入手経緯などを伺ったのですが、その方は1980年代に入手後ずっと自宅に保管をしていたそうです。80年代に入手した時点で50年経過しているのが凄いです笑
馴染みのギター屋さんにも連絡を取ったので、パーツを装着次第、またこのブログで紹介しようかなと思っています。
ネットで幾ら調べても全く検索で出て来ない、非常に貴重なパーツであるので完成到着が今から楽しみであります。
Gibsonのマーブルガードを購入し、ギターに取り付けを行いました。
少し前にはスコッチグレインの靴をデッドストックで入手
少し前に、2003年今から15年前に作られたスコッチグレインさんの ダブルストレートのPL-0311と言う靴を新品で入手出来ました。この靴も店舗で購入後、クローゼットで保管をしそのままになっていたとの事でした。
ネットで購入したのですが、ヤフオク、メルカリなどが発達をしたおかげで個人間での売買が容易になったおかげと言うのがありますね。
皆さんも、是非有効活用し、本当に欲しかった物、入手しそびれた物などを是非ゲットしてみて下さいね。その喜びや言葉に出来ない程ですよ。
吉田次郎さんの58年製レス・ポールを入手したお話し
デッドストックとはちょっと違うのですが、貴重な物を入手したと言う事で今でも強烈に覚えているのが、世界で活躍をするジャズ・ギタリストの吉田次郎さんのPlayer誌でのインタビューでこう言った物がありました。
20年位前の事で、うろ覚えなのですが確かこんな内容でした。
吉田次郎さんは、アメリカにあるバークリー音楽院に通っていた際に、たまたま訪れた質屋さんだったかで、少年が自分のお爺さんの楽器を売りに来ている所に遭遇します。お爺さんはベトナム戦争か何かで亡くなったらしく、ベッドの下でギターがずっと保管されていたとの事。
でケースが古い（ブラウン・ケース）物だったので、『あれ、これもしかして58年製のギブソン レス・ポールじゃないか？』と気づき、少年に『店の言い値より高く自分がこのギターを購入するよ』と話しを持ち掛け、最終的に少年から500ドルとかそこまで高くない金額でレス・ポールを入手します。
そして、自宅に戻りシリアル番号を確認すると、間違いなく58年製のレス・ポールであり、手が震えたと言う内容だった覚えがあります。
58年製のレス・ポールは、特に貴重なギターと言われていまして、現在では2,000万円以上などで取引きされる凄いギターです。
また当時は、ヴィンテージ・ギターの概念がまだ普及していなかったのでアメリカで結構な数の貴重なレス・ポールを購入しては福岡にある実家に保管をし、実家にズラッと並んだ貴重なレス・ポールの写真が掲載してあったのを覚えています。確かどれも凄い、虎杢のサンバーストのレス・ポールだった気が…。
で、その時表紙は吉田さんがカルロ・グレコが作った18インチとかのフルアコを持っていた記憶があります。何分20年位前の事なのですが、大体こんな感じでした笑
まあ、本当に世の中には信じられない経緯で貴重な物を入手出来る、
『強運の持ち主の方』
と言うのもいらっしゃるので、是非普段からアンテナを張り巡らせて、色んな物や事を学んで過ごしましょうね。当時のPlayerを残しておけば良かったなと後悔していますよ苦笑
