お盆休みに入りました、今日は割かし涼しめで嬉しいですね。帰省、旅行と色々な楽しみ方はあると思いますが、くれぐれも事故だけには気をつけて下さいね。
さて、本日は新たに入手をしたスコッチグレインさんの靴の紹介です。
スコッチグレイン インペリアルプレスティージ ダブルストレート 同型 PL-0311 購入レビュー
ブランド名 | スコッチグレイン |
型番 | PL-0311 |
ウィズ | EEE |
デザイン | ダブルストレート |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | ワックス調牛革(伊) |
中底 | 牛革 |
表底 | トップゴムレザーソール |
ネットでたまたま見つけて、即購入をしました。今から15年前、2003年の限定企画品でして、何と一度も地面におろしていない新品になります。
こう言った貴重な物がたまにポロっと出て来たりするのがネットの面白さや楽しさでありますよね笑 販売当時のハガキがこちらになります。
謝恩特別限定企画品ご案内
L-0310 カラー/黒 オーストリッチ ¥60,000(木製キーパー付き)
PL-0311 カラー/薄茶 ワックス調牛革(伊) ¥28,000
PL-0312 カラー/薄茶 ワックス調牛革(伊) ¥24,000
日頃のご愛顧にお応えして、感謝の心でお造りした謝恩特別限定品。今回は最高級の皮革素材、オーストリッチと、革味をワックス調に仕上げたマニアックレザーを使用した、写真の商品の三点をご用意しました。プレミアム・アウトレットでしか購入出来ない希少性とスコッチグレインならではの履き心地をお楽しみください。
7月や12月に販売される、限定企画品の2003年版ですね。PLとなっているのはプレミアム・アウトレット リミテッドの略になるかと思います。PL-0311ですが定価は28,000円と求めやすい価格となっています。マニアックレザーと言う名称がいいですね笑 オーストリッチの靴など攻めてるラインナップです。
ダブルストレートのモデルは、今では直営店の最高級ラインのインペリアルプレスティージでしか見れなくなりましたが、以前にアウトレットでも同型の物が販売されていました。自分も黒のヨーロピアンボックスの物を購入した事があります。
こんにちは(´∀`) 久々におススメをご紹介♪今回は23.5~24.5㎝特集! 左から、匠・Wストレート・¥33600 正規品番「70」のB品・¥23100 仏産「トーゴ」使用・ストレート¥50400 ゴム底のマーブル革・¥18900 pic.twitter.com/bk9GvQ4q
— スコッチグレイン りんくう店 (@rinkuSG) 2012年5月20日
2012年のりんくう店さんのツィッターに記載がありましたね。6年前ですが、セール内容とか、靴自体が安いです笑
イタリア製のワックス調牛革ですが、白く浮き出たワックスが本当に印象的です。
過去のスタッフブログに、この靴の事の記載がありました。この牛革の事ですがネイキッドと言うみたいですね。
2018年7月22日のスタッフブログに本店 店長さんの靴の紹介があり前年2002年に販売されたネイキッドのUチップの紹介をしています。こちらは牛革でなく、コードバンを使用しているみたいです。
シューホリックさんで、以前にこの靴の新古品の取り扱いを行っていたようです。
色合いが本当に特徴的で、ネイキッドと言うだけあり裸の革 素の状態になるんでしょうね。各部詳細を見て行きましょう。
サイド全体
現行のモデルである、インペリアルプレスティージ 956BRなどとシルエットは同じであるかと思われます。EEEなので少しボテッとしたシルエットになっています。
トゥ詳細
一番目立つ、ダブルストレートのトゥ部分です。非常に凝っており、迫力が滅茶苦茶あります。革のワックスとあいまって独特な雰囲気を醸し出しています。これ、普通のスーツ姿のサラリーマンは履きこなすのは難しいでしょうね笑
ダブルストレートの意匠部分です。現行のダブルストレート 956BRの解説ページに、ストレートチップとメダリオン、デザインの融合と記載があります。
先端の線ですが、3本線であるのでトリプルストレートでは?と思いますよね。自分もそう思っていたのですが、以前に海外の靴を紹介するイラストを見た際に、この3本線で
『ダブルストレート』
と紹介されており、これが正式な名称なんだと納得した記憶があります。イラストを検索したのですが見つからなかったので、後日もし見つけたら追記をしておきます。
まあ、本当に特徴的なデザインの靴ですよね。迫力がありすぎます笑
メダリオン
メダリオンですが、先端部分からちょっと下がった所にまで及んでいます。装飾てんこ盛りです。
ヒール背面
いつものカカトの穴は健在です。新品だけあり非常に綺麗です。縫い付けの紐の色が白色なのでそこの部分が目立ちます。紐が白のせいかスコッチグレインの他の靴に比べて少しコバの張り出しが大きい様にも感じますね。
正面全体
正面から見ると、この様な感じです。大迫力、お腹いっぱいと言う程の外観ですよね。革のワックスの具合、メダリオンにダブルストレートの装飾、そして追い打ちをかけるかの如く、靴紐のオーバーラップと、目立ちますね~。
以前は、このEEEのシルエットが膨らみ過ぎており受け付けず、買ったはいいものの売却をした事もあったのですが、今このシルエットを見ると、案外悪くないぞと思うようになりました。これが人間の嗜好の変化なんでしょうね。不思議な物です。
正面
コバは、茶色で仕上げたスパイシーソールと言う仕上げになっており、浮き上がって見えます。恰好良く仕上がっていますね。
背面
カカト部分まで茶色でグルっと取り囲んでいます。
ヒール背面
15年前の新品と言う事で、ソール背面も一緒に写真を撮って見ました。現在の靴と刻印が異なっています。
2018年製のHA-3005ブラックの裏側と見比べたのですが、ベンチマークの人型、麦とグッドイヤーの刻印は近いのですが微妙に異なっています。
『FLEXIBLE LEATHER SOLE BY ITALY』この文字は現行のモデルからは消えています。時代毎に細かな仕様変更があり、面白いですね。
靴紐を交換してみました
丸紐が個人的に苦手なのと、オーバーラップが迫力がありすぎるので、いつもの自分仕様に変更をしました。
交換前はこんな感じですが。
平紐のパラレルに変更しました。多少ですが、迫力がおさまりました笑
太陽光の下で撮影をしました
太陽光で撮影をしてみました。イタリア製のワックス調牛革の色合いはこの様な感じになります。ほんのりピンク色をおびているんでしょうか?独特な色合いです。
実際に履いてみました
会社がスーツ制限を無くしたので、ジーンズです。ほんのりピンク色がジーンズにとても合っていると思います。現行のスコッチグレインのモデルと比べると、底材の革が硬い様に感じますね。
EEEですが、シルエットの膨らみも気にならなくなったので、愛着を持ち大切に履いて行きたいと思います。
スコッチグレイン インペリアルプレスティージ ダブルストレート 同型 PL-0311の感想
今から15年前の2003年に マニアックレザー イタリア製のワックス調牛革を使い作られたボリューム満点のPL-0311。ネイキッドと言う愛称からもある様に、裸の革の状態であるので今後、磨き、クリームを入れどの様に育つのか?をこのブログで紹介を行っていきたいと思います。
週刊の連載ですと疲れるので、気が向いたときだけの連載になりますので、ご了承下さい笑
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スコッチグレインの靴のお手入れにオススメなブートブラックです。