皆さんこんばんは。本日のブログでは、現在自分が保有をしている山中組木工房作、『組木細工』をまとめてみました。
圧倒的な造形美 重要文化財指定 山中組木工房 組木細工の紹介
組木細工とは何か?
『組木細工』(くみきざいく)とは、釘を一切使わず 木組み だけで作られている木製パズルの事です。 小田原にある、『山中組木工房』さんが技法を完成させ、多数の商品が販売されていました。
2021年現在、山中組木工房さんでは組木細工の製作販売を中止しています。
HPでは以前に販売されていた組木細工が掲載だけされているので、どう言った物が販売されていたのか?と言うのを確認する事が出来ます。
パッと見、どうやって作っているんだろう??と言う幾何学的な構造の物が多く、自分はこの形の美しさに惚れこみ、時間を見てちょこちょこと購入しコレクションしていました。
今現在販売されていないパズルなので、中には10万円の値がついたり、数万円で取引されるなど高額になる商品もある位です。
伝統工芸 重要文化財指定 組木細工 圧倒的な造形美 山中組木工房 Japanese Traditional Crafts 動画公開中
現在自分が所有をしている組木細工10個をまとめた動画をYouTubeに一足先にアップロードをしていました。
写真や、画像では構造の複雑さ、造形の美しさが伝わらないかと思うので是非動画でご覧になって下さい。ひたすらに『美しい』、ただ『美しい』組木細工に酔いしれて下さい笑
1. 00:37 24本型
山中組木工房作 24本型。名称の通り24本のパーツ、2種類の木材から構成される組木で、通称『枝花』とも呼ばれる。
サイズ 約 W125x D125 x H125 mm。
組木の難易度的には比較的易しく、スムーズに作る事が出来る。
2. 00:58 玉入れ型(赤玉)
山中組木工房作 玉入れ型(赤玉)。名称の通り組み込まれた柱の中に、赤玉が閉じ込められた組木。中の玉の色が白色のバージョンも存在する。
サイズ 約 W105x D105 x H105 mm。
組木の難易度的には比較的易しく、スムーズに作る事が出来る。
3. 01:17 清水型
山中組木工房作 清水(きよみず)型。個人的に一番好きな組木作品。54本のパーツが組み合わさり複雑な形を構成。清水の舞台の柱の骨組みから連想し、名前を拝借している。
サイズ 約 W105x D105 x H105 mm。
組木の難易度的には普通。最初に何処からパーツが外れていくのか?が分かると解きやすい。
4. 01:38 マス型 (柳 宗理デザイン)
山中組木工房作 マス型。デザイナー 柳宗理がデザインをし、山中組木が完成をさせた組木。
サイズ 約 W105x D105 x H105 mm。
組木の難易度的には普通。最初に何処からパーツが外れていくのか?が分かると解きやすい。
5. 01:58 51本型
山中組木工房作 51本型。立方体が規則正しく並んだ構造で、『一体どうやって解くのか?』とかなり難しい組木。見た目の美しさも素晴らしく、飾っておくだけでオブジェにもなる素晴らしい作品。
サイズ 約 W105x D105 x H105 mm。
組木の難易度的には最高難易度。何度か解いたのだけれども、その度に迷う難しさ笑
6. 02:18 Professional Puzzle
山中組木工房作 Professional Puzzle。戦後あたりに、海外に輸出をしていた6本のパーツを使い、十字に柱を組んでいく非常にこじんまりとした組木。
サイズ 約 W72x D72 x H72 mm。
組木の難易度的には普通。
7. 02:40 カク型
山中組木工房作 カク型。いつの時期に作られた物かは不明。シンプルな立方体の組木で、サイズは比較的小さめ。
サイズ 約 W50x D50 x H50 mm。
組木の難易度的には易しい。
8. 02:59 色板型
山中組木工房作 色板型。色の付いた板と、木材を組み合わせると言う構造で、目にも鮮やかな仕上がり。
サイズ 約 W75x D75 x H75 mm。
組木の難易度的には普通。
9. 03:19 作者不明 6本型
作者不明。上で紹介をしたProfessional Puzzleと全く同じ構造で、6本のパーツを使い十字に柱を組んでいくタイプの物。サイズが飛びぬけて大きく、自宅に飾るオブジェには最適。
サイズ 約 W200x D200 x H200 mm。
組木の難易度的には普通。
上であげた、Professional Puzzle 72mmと比較をするとこれだけ差があります。大人と子供と言った感じで面白いですよね。今自宅では2つを一緒に並べて飾っています。
10. 03:39 12本組
ササキ工芸作 12本組。今回紹介をした組木の中で、唯一今現在でも購入をする事が出来る物。ナラ材と、ウォルナット材の2種類あり、サイズ感と見た目が素晴らしく自宅のオブジェに最適。
サイズ 約 W100x D100 x H10 mm。
組木の難易度的には普通。山中組木とは工法、組み方の違いがあり、パーツ単位で組み立て最終的に合体をすると言う特殊な組み方になっています。
圧倒的な造形美 重要文化財指定 山中組木工房 組木細工の紹介 まとめ
と言う訳で、現在保有をしている10種類の紹介を行いました。今後YouTubeに組木の解き方の動画もアップロードしていこうと思っているので、パズル好きの方は是非お楽しみに。
読者の皆様、是非チャンネル登録をして頂けると嬉しいです。宜しくお願いします。
今回山中組木工房の紹介を記載するにあたり、こちらのサイトをかなり参考にさせて頂きました。