本日2017年7月26日、昨年大ヒットを記録した『君の名は。』が販売されましたね。自分はダウンロード購入をしており、先ほどRakuten TVのアプリを見ると、視聴可能の箇所に映画が入っていました。
このブログを書き終わった後にでもゆっくり見たいと思います。昨年この映画があまりにも良いと沢山の方から言われ、今年の2月にようやく見れたのですがラスト30分は涙なくして見れず涙と鼻水でグシャグシャになっていました。一度騙されたと思ってごらんになって下さい、面白いですよ。
さて、本日紹介の靴はようやく、『ストレートチップ』の登場です。今大変沢山の靴ブログがあり、色んなブランド、形を皆紹介していますが、『ストレートチップ』の紹介があんまり無いと思います。多分靴好きの方ほぼ同じ意見だと思うのですが、
『シンプル過ぎて、履いていて楽しくない靴』
だからではないかと思います。自分もある時期までは、ストレートチップ、黒靴一色だったのですが、たまたまクォーター・ブローグを入手し、セミ・ブローグ、そしてフル・ブローグを履き足元の装飾を知った時に靴の楽しさを知りました。
ストレートチップですが殆ど履く事が無くなり、只今後何かの折に出動するのでは…と言う事で靴箱の中でひっそりと待機しています。あと、今回紹介の靴は今現在保有をしている唯一のインペリアルグレードになります。
スコッチグレイン インペリアル オデッサ 何が違うのか?
気になっている方もいるでしょうが、まず靴のランクが違います。スコッチグレインの公式ページにも記載があるのですが、インペリアルが最上級EXECUTIVE GRADEで、オデッサはその一つ下のランク PREMIUM GRADEとなります。皮革の質が、インペリアルシリーズの方が上位モデルとなります。
他に変わる事ですが、靴の木型が違うので、シルエット履き心地などになります。オデッサに近い細身のシルエットですと、『インペリアルブラック』『インペリアルブラックⅡ』『インペリアルⅡ 938』になります。
スコッチグレインで靴を購入する際ですが、『少し頑張って』 PREMIUM GRADEの靴 税別 39,000円以上の海外タンナーの皮革を使用した靴の購入をオススメします。国産皮革を使ったシリーズと1万円の差で、革の輝き具合、質感がまるで別物の様になります。
本日紹介のインペリアルは、『ヨーロピアンエクストラボックス』を使用しています。
皮革証明書を下記にまとめました。
スコッチグレイン 937 インペリアルII 各部詳細
今から5~6年前に購入をした 937 インペリアルⅡで、今現在は廃番となっています。
サイトで検索をすると、公式サイトの紹介文がありましたので掲載させて頂きます。
【カラー】ブラック
【ウィズ】E
【デザイン】ストレートチップ
【製法】グッドイヤーウェルト製法
【甲革】ヨーロピアンエクストラボックス(ヨーロッパ)
【中底】牛革
【表底】トップゴムレザーソール
【付属品】木製シューズキーパー・シューズバッグ
[直営店限定モデル]存在を声高に主張するのではなく、そこにあるだけで美しいもの。それが究極のデザインといえる。
シンプルだからこそ、美しいフォルムが際立つ。紳士靴本来の美しさを追求したデザインが、このストレートチップ。シングルEのシャープなライン、低く抑えたトゥ、ノーズは細く長く、ヒールカップもシャープにと、無駄の無いすっきりしたデザインに仕上げました。
素材は、履きこんでから2~3年で他社のカーフとの品質の差が出てくるといわれる、欧州生まれの高級カーフ。弾力性に富んだ高度ななめし技術と、最終仕上げにおいてガラス玉で磨き上げた、しっとりした高級感あふれる艶やかな質感が美しい魅力をいっそう引き立てます。装う楽しさと美しさを足元から演出する、スマートなスーツに最適な一足です。
この製品に使用されています本底はトップゴムレザーソールとなります。良質なヨーロッパ原皮を使い、イタリアにて鞣された革底です。日本の自社工場にて、底部分より減りやすいと言われるつま先部分に対して、ゴムを付けることで減りが軽減できるように加工しております。雨などの影響で革が乾燥し硬くなることで、持ちが悪くなるのでご注意ください。
スコッチグレインのインペリアルグレードは、大体EEEなのでEでシンプルで綺麗なシルエットであるので購入を決めました。ヨーロピアンエクストラボックスと言うだけあり、サッと軽く磨くだけで黒光りが蘇ります。
もし今インペリアルグレードで靴を購入されるなら、インペリアルブラックかインペリアルブラックⅡが個人的にはオススメかなと思います。以前に持っていましたが、シルエットが格段に格好良いです。
サイド全体
細いシルエットと、湾曲をした縫い目があり、個性的な外観になっています。ソールは茶色で塗られるスパイシーソールと言う仕上げになっています。
トゥ詳細
6年経過して、殆どクリームやハイシャインなどを入れていませんがこの輝きを維持しています。
海外の高級タンナーの皮革は数年経過をした際に顕著に差が出てくる感じがします。より深みをまし、黒くなる、光が増してくると言った感じでしょうか?こればっかりは文章にするのがとても難しいので、ご自身で購入し一度靴を育ててみて下さい。一度購入し履いて手入れをするとその違いが明確に分かります。
正面全体
細身で綺麗なシルエットです。
ヒール背面
綺麗なシルエットで、コバの色とのグラデーションが実に格好良いです。
正面
グッと細身に作られたシルエットです。
背面
カカトが残念な状態で申し訳ありません、次回に履くまでに交換をしてきます笑
スコッチグレイン 937 インペリアルII ストレートチップ ウィズ:E アノネイ社 ヨーロピアンエクストラボックスの感想
9から始まる、3桁の型番 インペリアルシリーズ。以前には、プレステージの956、959なども所有していましたが、EEEはシルエットが太すぎるという事で手放し、937のみになりました。
非常に綺麗な形なので、今後も大切に履いていきたいと思います。
クォーターブローグのリミテッドモデルの黒靴とオデッサⅡの記載もしています。
スコッチグレインの靴のお手入れにオススメなブートブラックです。