ここ数日、新しめの靴ばかり掲載をしていましたので、エイジングが相当にすすみ傷もたっぷり入った靴の紹介でもさせて頂きます。
スコッチグレイン の大人気モデル オデッサ 910 MBR ダブルモンク ウィズ:E です。確か今から5~6年位前に購入したと覚えています。街でも非常に見る事が多いです、シュッとしたシルエットで、20~30代の方などはこのオデッサシリーズを持っておけば何処に行くにも困る事はないと思います。
茶系の靴などですと、ジャケパンにも合い普段着にも全く問題なく使用出来ますのでおススメですよ。
今思い返してみても、オデッサ購入時に皮革証明書 ベガノカーフを覚えていません。一時期断捨離をしたので、もしかしてその時処分をしてしまったのかもしれまんが…。
それにしてもこのオデッサダブルモンクは本当に良く履き、内側が擦れて来たので黒色の補強パッチを当ててもらい、裏のソールはゴム半張りで2回交換、踵は3回程交換をしています。
スコッチグレイン オデッサ 910 MBR 各部詳細
ブランド名 | スコッチグレイン |
型番 | 910 MBR |
ウィズ | E |
デザイン | ダブルモンク |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | アノネイ社 ベガノカーフ |
中底 | 牛革 |
表底 | トップゴムレザーソール |
大切に履いて来たと思っているのですが、擦れ、傷などは多いです。急な雨で、濡れた経験などもあります。今回ブログに掲載の為に改めて写真に撮り、SCOTCH GRAINのサイトで現行商品 910MBRを見てみたのですが、
『こんなに変わったのか…。これがエイジングか…。』
と自分でも驚きました。確かに購入時は、もっともっと赤味が強かったのですが綺麗に、黄色味が強い、ライトブラウンに変わっています。
自分はライトブラウン、黄色味が強い色が好きで、靴クリームにライトブラウンを使用をしていた影響なんでしょうね。
サイド全体
ラバーソール半張りを2回行っています。いつも行っている馴染みの靴修理屋さんなのですが、ソールの張替えの際にコバのヤハズ仕上げを削り、フラット仕上げに変更をしています。
どうもあのヤハズ仕上げというのが好きでなく、修理に出す際はフラットに整えてもらっています。ソールサイドの仕上げは黒色を塗ってもらっています。締まった印象になりますよね。
修理やお直しは自宅近くにある、馴染みの靴修理のお店にいつもお願いをしています。過去に一度も匠ジャパンを利用した事がありません。理由としては、家から近いから、詳細を直に聴けて、見れて、融通を利かせてくれるからと言う理由です。
トゥ詳細
非常にシンプルな仕上がりですよね。2度程コバ回りを削っているので、狭くなっているのが分かるかと思います。先端の部分にだけかる~~く、ハイシャインをしています。色にムラが出ているのが分かります。
バックル部分
真ん中の穴で留めています。スコッチグレインのダブルモンクには、見えない裏側にゴムバンドが入っており非常に楽に靴の脱ぎはぎが出来ます。ゴムだからゆるいなどいった事は無く、快適な履き心地を維持しています。シンプルなシルバーのバックルが良いですね。
ソール背面
今、これを書いていて思いだしたのですが、ヤハズ仕上げが嫌いになったのが、足を組みかえる際にヤハズの尖った部分が、踵の内側部分で擦れて色が付くという事に気づいたからでした。この内側の擦れ部分の汚れは何をやっても落ちずに、後悔をした物です・・・。
また、背面部分にもかる~~くハイシャインをしています。
正面全体
この写真を見ると、トゥの色ムラが良く分かりますね。モルト入れたり、落としたりを何度かやった名残だと思います。
正面
シングルEの為、非常に綺麗なシルエットになっています。
背面
こうして改めてじっくり見ると、傷や、擦れが目立ちますね・・・。
スコッチグレイン オデッサ 910 MBR ダブルモンク ウィズ:Eの感想
5~6年履いており、非常に思い入れの強い靴です。非常に綺麗なシルエットで、どんな格好にも合わせやすく本当に良く履きました。今後もまだまだお世話になると思います。
こうして改めて見て、エイジングというのか、革の色の焼け、変色具合に自分でも驚きました。皆さん靴は大切に、愛着を持って履きましょうね(笑)
セミブローグ オデッサⅡの記載を行いました。
スコッチグレインの靴のお手入れにオススメなブートブラックです。