こんにちは、今週はちょっと面白い事が起こりました。エレベーターで待っていると、丁度降りて来た方が以前の職場の方で、互いにびっくり。
転職先の会社は違うけども同じビルと言う事で、エレベーター前で大盛り上がり。近々ランチにでも行きましょうと話しがまとまったのでした。こんな事ってあるんですね笑
あと、前職の方とも今週は会っており、以前の会社の事で色々と盛り上がりました。たまに会うと積もりに積もった話しがあり楽しい物ですね。
さて、今日のブログでは、少し前に修理に出していた、REGALさんの01NRDDの事になります。
REGAL 01NRDD 革靴のコバ調整 と ピッチドヒール カスタム
少し前のTwitterでこんなつぶやきをしていました。
Barbourのジャケットお直しが終わり、靴も1足修理へ。REGAL 01NRDD。
コバの張り出しがあまりにも強く感じたので、ピッチドヒール仕様に、それにコバ両ツメ仕様なので平坦にし色を黒にとお願いをした。
見た目そこそこ変わりそうな気が…修理明けが楽しみ。 #REGAL pic.twitter.com/QPc5lqPKVB
— gaku san (@gaku3515) June 9, 2019
Barbourのジャケットのお直しをした翌週に、REGALさんの01NRDDのコバ調整と、ピッチドヒールへの修理に出していました。
01NRDDですがここ最近も大活躍で週に1度は履くほどのお気に入りです。が、ここ最近良く履いていたのでコバの色の剥がれ、削れ、張り出し部分の大きさが気になって来ました。
コバインキが剥がれボロボロに…
こちらがREGALさんの01NRDD、外羽根のウィングチップで実に恰好良いです。
購入から1年半程経過しますが綺麗に履けていると思います。
元々茶色のコバに黒のコバインキを塗ったのですが剥がれて来ました。コバインキって水性なんで簡単に色が落ちちゃうんですよね。みっとも無いので今回黒色に塗り替えます。
カカトをピッチドヒールへカスタム
カカトの張り出し箇所もかなり主張が強いので、内側に緩やかにカーブを描く『ピッチドヒール』仕様へとカスタムも同時にお願いをします。
コバは平へ
現状、コバ両ツメ仕様と言う物で両脇が盛り上がり中が凹む『U字型』になっているのですがこの仕様があまり好きでないので、
『平にし、真っ黒へ』
に変更をします。現状のコバの張り出しが大きいので少し薄くもしてもらいます。
過去にこの、コバ平、真っ黒と言う仕様に変更をした革靴がそこそこあります。平にして黒にする事で革靴とソールの見た目の分離が分かり個人的にはこの仕様が好きで、ビスポークでも平で黒と言う依頼でお願いをしています。
馴染みの靴修理屋さんへ依頼
今回のコバ平、ピッチドヒールカスタムですが長年お世話になっている靴修理屋さんにお願いをしました。期間は1週間で、料金は2,800円でした。値段が安くて、腕も確かなので本当に重宝をしているお店です。
REGAL 01NRDD 革靴のコバ調整 と ピッチドヒール カスタム完了後
こちらが仕上がった革靴です。かなり印象が変わっているのが分かるかと思います。黒に染め替え、平にしているので引き締まって見えますよね。
カカトのピッチドヒール
Before
After
張り出しがかなり大きかったカカトをピッチドヒールでゆるやかに削ってもらいました。削り過ぎると糸が出てくるので、出るか出ないかのギリギリで出来る範囲でとお願いをしました。職人さんの腕の見せ所ですね。
主張が強かったカカトがゆるやかなカーブを描き、優雅なシルエットになりました。
何より色が剥げていた物が真っ黒に染め上げられ実に恰好良い仕上がりです。
コバの処理
Before
After
コバの両ツメ仕様を平にし、真っ黒に染めかえをしました。シンプルながらソールと本体部分にメリハリが付き、実に恰好良く仕上がっています。
生まれ変わった カスタム01NRDD
修理から戻ってきた01NRDDですが今回のコバ調整、ピッチドヒールカスタムで更に恰好良く端正な見た目になりました。コバって結構目立つので気になる方は、染め替えや削りなどで整えてみて下さいねオススメの修理ですよ。
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