今日は気温も高く過ごしやすかったですね。インフルが流行っていますが体調管理には気をつけてこの2月を乗り切りましょうね。
昨日のブログに『スマホが故障の為、連絡が付かない生活』を過ごしていると書きましたが、その弊害がありまして、
『リーガルトーキョーさんに依頼をしていたフルオーダーメイドの仮縫いの連絡が付かなくなる』
と言う事態になっていました。1月に仮縫いって言ってたのにどうなってるのかな?と思っていたのですが、店舗からは1月の上旬に自分宛に何度か電話連絡を頂いていたのですが、電話が繋がらないと言う事で、自宅に仮縫いの準備が出来ましたと言う『手紙』が届きようやく店舗に訪れ試着をして来ました。
2019年になると言うのに、手紙でやり取りをすると言うのに痺れましたね。本当に修理の遅いAppleさんには感謝しかありません苦笑
リーガルトーキョー で 仮縫い靴の試着をして来ました
前回にも掲載をしたのですが、こちらが自分が依頼をしたフルオーダーメイドシューズになります。
この仕様に沿い、自分の足型で作られた仮縫い靴(試着をする為のテストモデル)が仕上がったとの事で銀座の店舗に伺って来ました。
こちらが仕上がって来た仮縫いの靴です。
一応完成お披露目までは公開は控えたいと思っていますので、悪しからず。まるで『実録警察24時』みたいになっていますね笑 自分が依頼をしたものがそのまま靴になっており、実に感慨深いです。
細かな装飾などは片側の靴にしか施されておらず、大まかなデザインの確認と、サイズを確認する為になります。
底材やコバなどは接着された剥き出しの状態になっています。
REGALさんに収蔵される自分の木型
前回足の計測を行って頂いたのですが、そこから立体的な木型が作られていました。これが自分の足型なんだなと不思議な気持ちになりました。
側面にモザイクが入っていますが、ここに自分の苗字がアルファベットで記載されていました。木型と言うのですが本体はプラで成型されており側面と上部に茶色の部分がありますが、ここは革で成型されていると言う事です。
計測と写真を撮っただけで三次元で成型されると言うのが実に凄いですね、職人の成せる技だと思いました。
仮縫い靴を実際に試着
実際に履いてサイズや、履き心地を確認します。愛用をしている厚みのある靴下を履いて来たのですが、驚く程のジャストサイズでびっくり。バチっと足にあっています。凄いの一言。
職人さんが色んな角度から靴の写真撮影、何度も足周りのチェックを行います。特に固定部分の感触をどの様にするか?を店長含め3人で仕様を詰めて行きます。職人さんや店長から細かに色々な事を教えて頂けとても勉強になります。
それにしてもこの、バチっと自分の足にあったサイズ感は本当に凄いです。靴のサイズで悩まれている方は一度リーガルトーキョーさんに行かれる事をオススメします。9分仕立ての靴でも極上のフィット感を味わえる事かと思います。
何度か試着をし、左足先端部分がほんの少しゆるいですね、との事で職人さんが小刀を用意して、
靴の先端を切り落とします。
先端を切り開いて、サイズの確認を行います。足の形に添って線を引いているのでこれを元に修正を行うとの事です。ビスポークはこの仮縫い靴を含め、本番用の靴も作るので都合2足分の靴を作るので相当手間がかかると言うのが分かります。
試着を終えた仮縫いの靴は処分になるとの事です。う~ん色々凄い笑
試着の際 店舗で履くスリッパ。ツヤを見て分かりますがコードバンです。細かい所も実に拘っていますね。
今回は試着以外にも、靴のコバ、底面、ウェルト、メダリオンの処理などより細かな箇所の最終確認をしました。仮縫いの靴にクリームを入れて最終的にはこう言った外観に仕上がりますなど、職人さんの実演を目の当たりにし仕上がりをイメージします。
完成予定は6月
細かな箇所の詰め、残金の支払い方法などが確定し、本日の打ち合わせが無事に終了。時間にして約2時間程の打ち合わせとなりました。完成予定は、ちょっと伸びてしまい6月頃になると言う事です。本当に完成が楽しみなのであります。
今回店舗に訪れた際に、3名のお客様がオーダーの件で問い合わせを行い店員さんに熱心に靴の事を伺っていました。
リーガルトーキョーさんでは毎月1回職人さんが店頭に来て、九分仕立てやビスポークについての相談を行っています。2月の日程は、2月24日(日)の予定との事なので興味のある方は是非一度話しだけでも行ってみるのも良いかと思います。
職人さん、店長さん共に親身になって対応してくれるのでオススメですよ。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その5。
REGALさんの靴のオーダーメイドカタログまとめ。