今週は天気が全く冴えない週末でしたね。窓を開けたまま眠ったりすると風邪をひきそうな位の寒さなので体調管理はしっかりと行って下さいね。
日々、色んな事が同時並行で進んでいます。
REGAL TOKYOさんでフルオーダーで革靴を作ったり、ギターのパーツを取り付けたり、仕事をしたり、勉強をしたりと何やかんやと忙しいです。
今回の内容はまた別の事、ロレックスの事になります。
以前に、中野の時計屋さんを覗いた際に『ロレックスが現在高騰中』と言う話しを店員さんから聴いていました。
このブログにも記載をした事があるのですが、父親から譲り受けたロレックスを1本持っており、
『もしかして、自分のロレックスも価値が上がっているのかな?』
と気になったので自宅近くにある、リサイクルショップに時計を持ち込み価値を鑑定してもらって来ました。
今回持ち込むのはこちら、1968年製ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャスト Ref1601/3
2012年に譲り受けた物で、2013年に日本ロレックスにてオーバーホールを行いました。
スペイン領のカナリア諸島で購入した物です。箱、バンドは紛失をしており、ムーブメントのみ譲り受けています。豪快ですよね笑
詳細はこちらに記載をしています。
全然ロレックスに詳しくなく、このブログを書きながら色々と調べたので大変でした。
1968年に購入をしたと伺っていたのですが、今年2018年でめでたく、50年とかになるんですね。立派なヴィンテージです笑
因みににですが、現在の時計と比べるとここまでの差があります。
SBDC051 径 42mm Ref1601/3 径 36mm
SBDC051 厚さ 13.8mm Ref1601/3 11mm
非常に小ぶりで、たまに装着をすると小ささと、見た目の品の良さに驚きます。ただ、日送り機能が付いてないので延々とリューズを廻すのが本当にウンザリするので、着用頻度は恐ろしく低いです笑
で、今回はこのロレックスを譲り受けた状態、ムーブメントのみと。
オーバーホールをした際の日本ロレックスの書類一式を持ち、近くのリサイクルショップに来店予約をし、指定日に行って来ました。
かなりしっかりした対応で有名な老舗のお店で、リサイクルショップと言うよりは、中古高級ブランドショップの方が正しい言い方ですね。
ロレックスのプロとご対面
指定された日時に伺い個室に通され、スーツを着たパリっとした若めの男性の方が今回の鑑定を行ってくれます。腕にはロレックスのサブマリーナが付いていました笑
『宜しくお願いします。』と挨拶をし、布袋からムーブメントを取り出すと、
『凄い古いモデルをお持ちですね~。』
と時計を取り出した時点で、この時計の事が分かるプロの発言に驚きました笑
どうして、分かったんですか?と質問をすると、
『ここのシリアルの頭20と言う数字が見えたからです。』
と時計の上部を指刺されました。バンドを取り付ける箇所の側面に確かにシリアル番号が記載されていました。この数字の事など知りませんでした。
一緒に教えてもらったのですが、反対側には、時計のモデルNoの記載がされているのがロレックスの特徴との事です。皆さん覚えておきましょうね笑
父親が50年前にスペインで購入をした時計で、最近ロレックスが高騰をしていると聴いたので、是非時計の価値を教えてもらえませんか?と率直にお伝えすると、
『箱とバンドはお持ちではないですか?付属品はありますか?』
との事で、『箱とバンドは無いです』と伝え、オーバーホール関連の書類一式を渡しました。そこから店員さんが、鑑定をしながら、昨今のロレックスの高騰事情、買取りの査定額のアップの仕方などを教えて頂けました。
全部書くと大変なので、かいつまんで書くと以下の様な会話でした
・昨年に引き続きロレックスのスポーツタイプの高騰が続いている
・特に高騰になっているのはデイトナ、もはや異常とも言っていい程のレベル
・デイトジャストは人気が無く、高騰はしていない泣
・デイトジャストでかろうじて人気なのは金無垢モデルとレディースモデル
・ロレックスは年代により 4桁 5桁 6桁の品番モデルがあり買取りで高額になるのは5桁位までで、4桁は古すぎるのでそこまで高くない
・付属品、箱保証書、バンドなど小物も含めてきちんと保管をするのが良い
・オーバーホール時の書類も全て保管をするのが良い
・パーツを交換する際は純正以外は不可、査定が大幅に下がる
ざっとこんな感じでした。
店員さんは、片目にレンズを付け時計を色々と調べ、PCも使い、書類にも何やら記載をし、自分とも話しながらと聖徳太子なみに同時進行していました笑
鑑定が終わったのか、ちょっと席を外しますねと奥の部屋に行ったのですが、『一体幾らになるのか?』とドキドキですよね。気分は何でも鑑定団です笑
ドキドキの鑑定結果 オープンザプライス!!
数分後、店員さんが戻って来て、店舗、支店の在庫状況を確認していたとの事でした。そして、当店の査定結果こちらになりますと言う事でプリントに記載の金額は、
『8万円』
でした。鑑定団だったら、今田さんから『微妙~~。』って言われる額です。と言うかSBDC051の販売価格と同じ金額ですね笑
本当あまりにも微妙な金額で店員さんと顔を合わせて苦笑いでした。上にも記載をしたのですが、
・付属品 箱、バンド、保証書一式無し
・デイトジャストで、人気が無い
・4桁は古すぎる
と言うトリプルパンチで、どんなに頑張ってもこれ以上の査定はないとの事でした。
まあ譲り受けた物なので売却をする気もないのですが、自分の子供にもこのロレックスを引き継ぐかと言うと微妙な感じですよね笑 SEIKOの時計を引き継がせる勢いです笑
で、店員さんから、バンド位はあると良いですとの事で色々と教えてもらいまして。
純正のバンド
調子に乗って純正の箱
の一式揃えました。ただ、これも結構な知識や経験がないと本当に難しく、今回の買い物モロモロ失敗をしましたので、また次回失敗の理由を踏まえて記載をしたいと思います。
あと、今回査定を行って頂いた店員さんから最後に教えてもらったのですが、自分の持っているロレックスのシリアル番号から、製造は1966年が正しい年代になるとの事でした。
1966年製造で、2年後の1968年に父親がスペイン領のカナリア諸島で購入をしたみたいです笑 何だか色々と凄いですね。今が2018年なので購入して50年で、製造をしてから52年が正しい表現になるみたいです。分かり辛い笑
時間をみて、1966年に修正をしますのでご了承下さい笑
ロレックスのジュビリーブレスレットを買い大失敗したお話し。
なんでも鑑定団で、1,500万円のロレックス デイトナ ポールニューマンモデルが紹介されていました。
2020年11月ロレックス デイトジャストを久しぶりにオーバーホール、研磨をし綺麗にしました。