スコッチグレイン スパイダーの染め替え ST-634 SPIDER BLACK誕生しました 

なんやかんやと作業をしていると土日もあっと言う間に終わってしまいますね…。日中は暖かいのですが、夜は冷え込みと体調管理には気をつけて下さいね。

 

 

本日のブログでは中古で入手をしたスコッチグレインさんのスパイダーST-634を、リカラー、染め替えを行い、別の色にしてみたので紹介させて頂きます。

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昨年末入手をしたスコッチグレイン ST-634

こちらが昨年末に中古で購入をしたスコッチグレインST-634 スパイダーです。カラーはブラウンで、モルト仕上げが施されています。

 

2012年に購入をされたそうで、一時期履いてはいたものの、最近は靴箱に仕舞いっぱなしだったとかで何処となく元気がない感じになっています。

 

モルト部分が退色し、ツヤがなくなっています。

 

モルトの部分の、退色、ひび割れの様な感じになっています。

 

ソールや、カカトには大きな減りはなく、まだまだ問題無くはける状態です。

 

で、このスパイダーに染め替えを行いたいと考えました。

 

昨年の誕生月にスコッチグレインさんでスパイダーのエキゾチックレザーの受注生産商品をオーダーしようかと思ったのですが、現在受け付け中止、販売再開の目処もたっていないとの事で、がっかり。

この時の事をこちらに記載しています。

スコッチグレイン 受注生産とパターンオーダー
本日から仕事始めの方も多いかと思いますが、今年も笑って過ごしましょうね。自分の知り合いの方は、1/8まで休みと言う事で結構長めの休みになっている会社もある様です笑

 

オーダー出来ないのか…、スパイダーって黒が栃木レザーしか販売してないから、ベガノカーフで黒が欲しいなあ…と考えていたのですが、『染め替えればいいんじゃないのか?』と結論に達して、運良く染め替え用の中古を購入出来た次第です。

 

ではでは、一体ブラウンのスパイダー ST-634がどの様に変化をしたか下記の写真を確認下さい、実に格好良く仕上がって来ました。

 

スコッチグレイン スパイダー ST-634 ブラックへ染め替え

ブランド名スコッチグレイン
型番ST-634
ウィズEE
デザインブーツ
製法グッドイヤーウェルト製法
甲革アノネイ社 ベガノカーフ ネックレザー
中底牛革
表底トップゴムレザーソール

人生で2度目の靴のリカラー、染め替えを行ったのですが今回の仕上がりには本当にテンションが上がりました。どう見ても、元がブラウンとは思えないですからね笑

 

思っていた以上の仕上がりで実に格好良く仕上がっています。本当に元が茶色なんて誰も思わないかと思います。それ程の仕上がりとなっています笑

サイド全体

染め替えの注文時に、コバ周囲、パイピングの箇所目に見えるところを全て黒で染めて下さいとお願いをしたのですが、全面真っ黒に染められておりカジュアルからドレスシューズっぽくなりました。

 

トゥ詳細

コバの内側に食い込む箇所も綺麗に黒に染められています。

 

今回染め替えをお願いした店舗の方が気を利かせて頂いてトゥにハイシャインを行ってくれていました。こう入った心遣いが嬉しいですよね。染め替えした場合でも、通常の磨き、ハイシャインも問題なく行えます。

 

レーススティ詳細

紐は元々付属していた、スパイダー純正の紐を再利用しています。ワンポイントのアクセントになるかなと思っています。

 

パイピングの箇所、タンの部分も黒一色に染まっており本当にびっくりです。

 

ヒール背面

背面も綺麗に黒一色に染まっています。もうちょっと履いてからカカトを交換したいと思います。

 

正面全体

良く磨かれており、光沢をはなっています。染め替えを行い、カジュアルからドレスでの着用でも問題ない靴に変化をしたと思います。紐のカラーが実に良い感じです。

 

正面

つま先の削れも全然問題なく、長く愛用できそうです。

 

背面

縫製時の糸も黒に染められているので、真っ黒になっています。

 

染め替え時の注意点

今回染め替えの依頼を行った際に注意点として、縫製時の縫い目から溶液が染み込んで裏地に色が付く事があるのでご了承下さい。と伺っていました。なので裏側はこの様に染色剤がはみ出ている部分があります。

 

染め替えを検討されている方はこの点を考慮して依頼を行ってみて下さい。

 

ST-634 レギュラー商品との比較

左が現在エイジングチャレンジを行っている、自分が保有をしているスパイダーで、右が今回染め替えを行ったスパイダー ブラックです。

 

色が変わるとここまで見た目の印象が変わります。スパイダーはなぜか黒の販売が栃木レザーモデルしかなくて、ベガノカーフのブラック がないのか不思議に思っていました。栃木レザーですと、革の張りや光沢がベガノカーフと異なるのでベガノカーフでのブラックが欲しいなあと前々から思っていました。

 

今回中古で購入をしたスパイダーで黒に染め替えを行ったのですが、思った以上の仕上がりで大満足の結果でした。もしこのブログを読み、黒に興味を持った方は染め替えと言うのも手段の一つとしてありますので是非検討されてみて下さいね。

 

実際に履いてみました

3月の頭に撮った写真です。久しぶりに黒の靴を履くと引き締まりますね。どこからどうみても黒の靴になっていますね。素晴らしい染め替え技術です、本当に依頼をして良かったです。

 

紐が現在純正のカラーが付いた物なので、黒に変更などしても良いかもしれません。気分により今後変えてみるのもありかなと。ワンポイントで目立ちますね。

 

今後も大切に履いて行きたいと思います。

 

↑のパンツですが、Levi’sの新作スタプレ502になります。

Levi's リーバイス スタプレ 502 テーパー 購入レビュー
こんにちは、今日はゴールデンウィーク明けですが結構強い雨が降り出しと中々な天気になっています。天気予報では数日は雨模様なので、靴の濡れには気を付けて下さいね。

 

今回スパイダーの染め替えを依頼させて頂いた 目黒のBROSENT様

今回スパイダーの染め替えの依頼をさせて頂いたのは目黒にあるBROSENT様になります。

 

実はネットで検索をした際に過去に一度スパイダーの染め替えを行っているブログの記載があり、そのままBROSENT様に注文をさせて頂きました。

スコッチグレイン スパイダーを鮮やかに染め替え
目黒通りの靴専門店(オーダー、既成靴、メンテナンス、修理、染替ほか)BROSENTのブログ&コラム。スコッチグレインのスパイダー、何とも個性的なデザインです。染替えてみました!

 

電話での細かな質問にも丁寧にお答え頂き、仕上がった商品を見てその技術にただただ驚いたばかりです。店舗も実にオシャレで、オリジナルのオーダーメイドの靴の販売も行っているとの事です。

 

靴の染め替えを検討されている方はBROSENTさんを当ブログからオススメさせて頂きますの是非検討されてみて下さいね。

 

紳士靴ブランド『BROSENT』のオーダー、メンテ、修理
紳士革靴・オーダーシューズ、革靴の染替え、メンテナンス、修理のことなら目黒にあるBROSENT(ブロセント)にお任せください。高度な知識と技術を持ったスタッフが責任を持って対応させていただきます。

 

BROSENTさんで、またスパイダーの黒への染め替えを行ったそうです。是非この記事を確認してみて下さい。スパイダーの黒が欲しいと言う方は問答無用でBROSENTさんへご依頼を笑

 

自分が所有している、レギュラーのスパイダーの紹介記事はこちらになります。

スコッチグレイン ST-634 スミダ認証モデル スパイダー ウィズ:EE アノネイ社 ベガノカーフ モルト仕上げ
昨日東京では突然の大雨と雹が降り大変な事になりましたが、一日明け関東甲信越は梅雨明け宣言が出されました。 ホッと一息ですが、ここ近年都内ではゲリラ豪雨などもありますので、職場に急な雨用のボロ靴を一足置いておくのがオススメです。...
スコッチグレイン F-500 マトリックス スパイダー ウィズ:EE 山陽
10月に入りましたね・・・。日が落ちるのも早く、これからどんどん寒くなりますが笑って過ごしましょう。間違い無く、気づけば12月年末とかになるんでしょうね・・・。早くて嫌になりますね笑

 

スコッチグレインの靴のお手入れにオススメなブートブラックです。

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