音が聴こえる

昨日はまた随分気温が下がり過ごしやすい1日でしたね。体調管理には気を付けてこの9月も笑って過ごしましょうね。

 

 

以前のブログに、家族がNYのブルーノートに出演をすると記載をしました。晴れて演奏が終わりとても好評だったとの事で、数か所での日本ツアーも決定しました。

悲しかった事、嬉しかった事
あっと言う間に3月になってしまいました。日増しに暖かくなって来ており、上着をどのチョイスにするかを迷う様になって来ました。自転車を漕いでいると、結構身体がほてりやすいので、薄めにするか、ちょっと厚めかで迷う所です。 体調管理に...

 

まあ、本当に嬉しい限りですね。自分も都内でのライブは撮影で参加をします。実家のある出身県でもライブが決定したのですが、母親が家族の凱旋に舞い上がっており、

 

『お母さんが、友達や知り合い、親戚に声掛けるけんね。』

 

と意気込み、地方の新聞にも小さい記事が掲載されチケットが即ソールドアウト。急遽昼の部の演奏を設ける始末で、凄い数の一団で会場に訪れるらしく、

 

『バスの手配をしたけん、みんなで一緒に行くからね。』

 

とたかだかライブを開催するだけなのに、バスまで手配をして一体実家で何が起きているんだと子供達一同で震え上がっている程です笑 まあ久しぶりの家族の演奏を楽しみにしているのであります。

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Jazzの楽しみ方とは?

Jazzが好きな方もいれば、難しそうでちょっと敷居が高いなと感じている方と、いろいろあるかと思います。あんまり難しい事は考えずに、メロディに耳を傾けて自分が心地いいかどうか?で最初は判断をすればいいのかなと思っています。

 

Jazzに関して、これは新しいなと思ったのが、漫画『BLUE GIANT』ですね。漫画でJazzの表現をしています。

 

アプリでたまたま連載しているのを見たのですが、主人公ががむしゃらに練習し頑張っている様子を見ると、音楽ってやっぱこうだよな や、自分が高校生や大学生であった頃の事を思い出しました。とても面白いです。

BLUE GIANT - Wikipedia

 

あの漫画で、大君が演奏をしているシーンが沢山あるのですが、不思議と音が聴こえてくる感じがするんですよね。作者の画力ゆえですが、学園祭の音楽の先生と一緒に演奏をするシーンなどはとても印象に残っています。

 

あの大君の様なエモーショナルな演奏ですが、一体どんな感じなんだろう?と気になった方はいませんか? 本日のブログでは、テンションが上がりまくる、エモーショナルなジャズギターの紹介をしたいと思います。

 

サックスじゃないのかよ、と突っ込まれそうですが自分がギターしか弾けないのでご了承下さい笑

John Pizzarelli  After You’ve Gone

著名なジャズギタリスト、バッキー・ピザレリの息子、ジョン・ピザレリが演奏をする『After You’ve Gone』です。ソロに入って02:11秒からコードソロに切り替わるのですが、スィッチが入り爆発をします。

 

ここ近年では、大人な感じのゆるい演奏やボーカルに力を入れている感じですが、この動画ではギターの限界とも思える単音から、コードソロ、オクターブ奏法と縦横無尽にフレットを駆け巡りテンションが上がる事間違いなしです。

 

動画の大本は、1998年にMELBAYからVHSで販売されていた、『John Pizzarelli Jazz Guitar Virtuoso』からの演奏風景です。

 

使用ギターは、Beneddetoの7弦ギターです。(コードソロのフォームが変わっているのは7弦を押さえている為です。)父親がBeneddetoプレイヤーだった事もあり、一時期はここのブランドのギターを使用していました。

 

7弦ギターと言うと90年代のSteve Vaiを連想しますが、実はジャズギターではコードソロを取る際に古くから利用されています。7弦の創始者はジョージ・バン・エプスで、その影響を受け、父親であるバッキー・ピザレリも使用をしています。

 

ジョン・ピザレリですがちょこちょこと来日をし、『コットン・クラブ』などで演奏をしているので興味のある方は訪れてみて下さいね。

Frank Vignola and Ken Peplowski – Tiger Rag

ギターのフランク・ヴィニョーラとクラリネット奏者のケン・ペプロウスキーのデュオです。曲はジプシージャズなどで良く演奏されるタイガーラグです。

 

久しぶりに演奏を聴いたのですが、まあやっぱり凄かったです。テンションが上がりまくりでした笑 この頃のフランク・ヴィニョーラはのび太君の様な風貌なのですが、演奏自体はジャイアン並みに強暴です。この対比が凄いなと。

 

フランク・ヴィニョーラが伴奏とソロを交互にとって行くのですが、一切リズムが崩れる事なく徐々に熱が高まって行き、03:40からスィッチが入り爆発していくのですが、まあ凄いですね。ソロが終わった後の観客の歓声がそれを証明していると思います。

 

ジプシースタイルから、オールドタイムミュージックと色んなジャズスタイルで活躍をしているフランク・ヴィニョーラですが事故で活動を一時期自粛していたのですが最近はまたライブ活動を開始しています。数年前に日本に来たのですが、あまり来日などはないのが残念なプレイヤーです。

 

一時期はBeneddetoとエンドースメント契約を結び、自身のモデルも販売されていたのですが現在は契約を解除し、Eastmanで自身のモデルを作ったみたいですね。国内では販売はされていないようです。

400 Bad Request

 

ジャズではないのですが、エモーショナルな演奏で自分が仕事やブログ、集中する際に聴き、テンションを上げる演奏も一緒に紹介させて頂きます。

OCEAN – John Butler – 2012 Studio Version

オーストラリア出身のジョン・バトラー『OCEAN』です。過去作の曲を2012年にスタジオ・バージョンと題し再集録をしているのですが、カメラワーク、編集が秀逸で一つの映像作品と言っても差し支えのない程の素晴らしい仕上がりになっています。

 

また、サウンドエンジニアの方も素晴らしい仕事で、癖の無い綺麗なアコギの音、ボディ・パーカッションを余す事なく収録しています。

 

初めて見る方は一度どの様に演奏をしているか映像を見ながら是非聴いて下さい。既存の枠から大きく外れたギターの弾き方をしています。この奏法ですが、マイケル・ヘッジスと言うギタリストから派生した物でニューエイジ系などとも言われています。

 

12分近い大作になっているのですが、大海原を乗り越えて行く、太古の人達の生きざまをイメージしませんでしたか?ちょっとケルト音楽っぽい作りでもあり、ギターの変則チューニングと合わせて実に独特な世界観を作りだしています。

 

この曲が本当に好きで、公開されてから6年位経つのですが今だに集中をしたいときにはこの曲をずっと聴きながらPC作業をする程になっています。

 

使用ギターは自身の出身国オーストラリアのブランドであるMatonを使用し 元は12弦ギターだった物を3弦のみ単弦にし11弦と言う特殊な仕様にしています。チューニングは上から、CGCGCE 4カポとどこまでも独創的です。

 

今回は、ジョン・ピザレリとフランク・ヴィニョーラとジョン・バトラーの紹介を行いました。とても素敵な音楽で実に恰好良いので是非ヘッドフォンの音量を大きくして聴いてテンションを上げて下さいね。

 

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