本日のブログでは、新しく購入をしたSEIKOさんのクロノグラフの紹介になります。
つい、うっかり購入をしてしまったんですよね…。
昨年2019年に販売されたSEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005。クラウンクロノの3針版SARX069を購入後、50周年記念限定モデルのクロノグラフである、
『SARK015 SBEC005』
の2本が気になり始め、色々と調べたり、店舗で試着をさせてもらうとレトロな外観とサイズ感がとても良かったので購入をしてみました。
時計は、3針が至高、もう時計はいいよねなどといいつつも新たに1本購入をしてしまい、自分の意志の弱さに呆れてしまったのですが、張り切ってレビューをしたいと思います笑
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 購入レビュー
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 付属物一覧
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 全景
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 各部詳細
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 りゅうず
- 2015年の限定モデル SDGZ013との比較
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 バンド
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 バンド
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 裏ブタ
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 実際に装着してみました
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 ルミブライト
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 重量
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 オーバーホール代金は?
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 と ワンプッシュクロノ SARX069の簡単な比較
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 感想
- SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 動画作ってみました
- SEIKO ダイバーズ 現代デザインSBDC107 復刻デザインSBDX019 を比較してみました
- 腕時計のプロが選ぶ SEIKO ブランド別4選
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 購入レビュー
昨年2019年12月7日に販売されたクロノグラフ50周年記念モデルの広告。店舗でもらっていました。
ワンプッシュクロノとパンダクロノと言うSEIKOの過去の名機を現在の技術でリデザインをした両モデル。
販売当初は特に興味もなかったのですが、よくよく見ると不思議な魅力にやられてしまい、ついうっかり購入をしていました…。
大元のデザインである、キャリバー6139クロノグラフ、ワンプッシュクロノに関してクロノスさんの記事で歴史や変遷が綺麗にまとめているので是非読んでみて下さい。
ワンプッシュクロノや、パンダクロノはこんなモデルもあったんだなと位にしか知らなかったのですがとても勉強になりました。
今回購入をした、SBEC005ですがPROSPEXラインで販売となるので箱には
『PROSPEX LIMITED EDITION』
の銀箔の文字が入れられています。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 付属物一覧
購入証明にこの様な、『PROSPEX ASTRON PRESAGE』の3つのネームが入ったプラカードが付いて来ます。最近こう言った物が付く様になったんですね。トリプルネームと言うのが不思議です。
説明書は『Mechanical Chronograph』のM-10と記載された物が同封されていました。
いつも見る保証書。
タグは3つ付いて来たのですが、この手の限定 高級ラインの物って、『雫石高級時計工房』のタグが付くイメージがあったのですが、SBEC005には付いていなかったです。雫石の工房で作られてないんでしょうかね?う~ん不思議だ笑
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 全景
型番 | SBEC005 |
---|---|
駆動方法 | メカニカル 自動巻(手巻つき) |
キャリバーNo | 8R48 |
ケース材質 | ステンレス |
ケースコーティング | ダイヤシールド |
ガラス材質 | ボックス型サファイアガラス |
ガラスコーティング | 内面無反射コーティング |
ルミブライト | あり(針・インデックス) |
駆動期間 | 最大巻上時約45時間持続 |
精度 | 平均日差+25秒~-15秒 |
防水 | 日常生活用強化防水(10気圧) |
耐磁 | あり |
サイズ | 縦47mm x 横41.0mm x 厚さ16.0mm |
重量 | 190g |
その他特徴 |
|
販売数 | 数量限定 1,000本 |
発売日 | 2019年12月7日 |
定価 | 418,000円 |
当ブログでは初となるクロノグラフの紹介です。本当に久~しぶりにクロノグラフを購入しました笑
最初に見た時は、『妙に丸っこくて、ベゼルが付いて無い変なクロノグラフだな。』ぐらいにしか思ってなかったです笑
只、何度も見ているとその丸っこいレトロな外観、腕に装着をした際のサイズ感が抜群に良く、SBDX019と同じ風防の独特の盛り上がりにやられてしまいましたね。
SARK015も試着をさせてもらったのですがサイズ感が大きめで且つベゼルの主張が強すぎたのですが、このSBEC005は腕に乗せた際のサイズ感が抜群に良いと感じました。
あと、SARK015はバンドがレザーなのでそこもちょっと敬遠する羽目になったかなと。自分はやっぱりメタルバンドの方が圧倒的に好みです。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 各部詳細
丸みを帯び、盛り上がった風防。これが本当に素敵です。
この動画で独特の盛り上がり具合が良く確認出来るので視聴をしてみて下さいね。
盤面はシルバーなんですが見る角度により、白っぽくもなったりし視認性はとても良いです。スモールセコンド(内窓)が黒2つと白1つを採用をしておりユニークなデザインに仕上がっています。
タキメーターを内側に配置する事により、内側にギュッと絞られて見える為、径サイズ41mmなんですが思いの他大きく見えないと言ったサイズ感です。
タキメーター内寸のみのサイズは31mmとなっているので、これが小さく見える秘訣かなと。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 りゅうず
りゅうずは、非常にシンプルで何も記載をされていない物が使われています。これもオリジナルに配慮をした作りなんでしょうね。ねじ込み式では無い物が採用されています。
スタートとリセットのボタンも丸みを帯びたシンプルな作りとなっており、押し込んだ際の『カチッ』と言う触感もしっかりしています。
2015年の限定モデル SDGZ013との比較
※2015年販売 SEIKO ブライツ SDGZ013との比較
今回、このSBEC005を購入する際に過去に販売されていた
『クロノグラフ45周年記念モデル ブライツ SDGZ013』
の記事も随分と読ませてもらったのですが、SDGZ013に比べるとSBEC005はりゅうず、リセット、スタートボタンがよりオリジナルのパンダモデルに近いシンプルな形状になっています。
SDGZ013ですがスタート、ストップボタンが段差があり主張が強く現代よりのデザインになっているのが分かるかと思います。りゅうずも黒色のでっぱりが出ておりオリジナルとは異なった仕様です。
また、細かい所では日付の窓の形、針の形状、文字の入る位置がSBEC005とは異なります。
極力過去のパンダモデルに近い形でのリデザインを求めるのであれば、SBEC005は良い選択になるのではないかと思います。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 バンド
厚みは、16mmと結構なサイズ感となっています。盛り上がりのある風防の分サイズアップをしているのでシャツに収めるには結構グイっと引っ張らないと難しい感じです。
サイズ感を確認したい方は是非店舗で試着をしてみて下さいね。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 バンド
セイコーの上位モデルのバンドに見られる、ヘアーラインと鏡面のラインが組み合わさる高級感のあるデザインとなっています。グラつきや、音もせずかっちりと作られているのが分かります。
SARX069もこれ位のバンドが装着されていれば嬉しかったんですけどね笑 まあ、定価が4倍近く違うので難しいんでしょうけども…。
バックルにはSEIKOの彫り込みがされており、シンプルな押し込み式の物が採用されています。パチンと押し込むだけで使いやすいので個人的にはこのタイプが1番好きですね。
コマのサイズ調整は、ピン式タイプになっているのでちょっと面倒になっています。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 裏ブタ
シースルーバックにより内部機構が見える様になっています。個人的にはこのシースルーバックって好きなんですよね。シリアルも刻まれており、今回購入物は割かし前半の物でした。
8R48搭載で、フル巻き上げで45時間となっています。ちょっとこの45時間が微妙に中途半端なので、丸二日分以上の50時間位あると更に嬉しかったかなと…。
カタログに世界初の『ピラーホィール』、『垂直クラッチ』方式採用とありますが、販売当時の1969年には本当に革新的だったんでしょうね。内部機構に関しては自分はあんまり分からないのですが。
バンドはかなりしっかり作られているのですが、しなやかさがありこの様にペタンとなります。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 実際に装着してみました
腕周り16.5cm 身長173.5cm 68kgのがっしり体型の男性でこの様な感じになっています。サイズ感を参考にしてみて下さいね。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 ルミブライト
凄く控えめなんですが、ルミブライトが付いており暗闇で光ります。只、過去にない程に『控えめすぎる程、控えめの塗布』となってまして、ほんのり光る位になっています。
ちょこんと光ってますよね笑 購入時に気をつけて下さいね。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 重量
カタログ掲載重量は190gとなっているのですが、自分の腕周り16.5cmにコマ数を減らすと174gと言う重量になり結構ズッシリとした感じです。重い時計が好きな方であれば丁度良い感じであると思われます。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 オーバーホール代金は?
画像:SEIKO 2020年5月現在
SBEC005のオーバーホール代金ですが、2020年5月現在30,000円とクロノグラフとしては良心的な金額となっています。
クロノグラフを買わなくなった理由の1つに、オーバーホール代金が跳ね上げると言うのがあったのですが、3万円位であればいけるなと判断をしました。今後もこの位の金額であると嬉しいなと…、SEIKOさん宜しくお願いします笑
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 と ワンプッシュクロノ SARX069の簡単な比較
復刻モデルが丁度2つあるので、比較をしてみました。パンダクロノとワンプッシュクロノの2020年現代復刻比較です笑 左がSBEC005で径サイズが41mm、右がSARX069で径サイズが41.3mmです。
全然サイズが違う様に見えませんか?SARX069の方がかなり大きく見えるかと思います。時計のデザインの差からこの見え方が生まれているので、ネットで購入する方は一度店舗で試着をしておいた方が良いかと思います。
厚みも、SBEC005が16mm、右がSARX069で厚みが11.3mmとなっています。シャツ袖口のおさまりが気になる様であれば、SARX069の方が良いと言うのが分かりますね。
SBEC005の魅力にちても語ってみました。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 感想
時計は3針がいいよね、などと呑気な事を言っていたのですが、
『新しいのに何処かレトロ』
と言う見た目に惹かれて、本当に久しぶりにクロノグラフを購入してしまいました。
今まで持っていなかった、シルバーの盤面、SBDX019に似た盛り上がった風防などにも惹かれたと言うのもあります。
他の時計共々大切に扱って行きたいと思います。
SEIKO クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005 動画作ってみました
ゴールデンウィーク前にSBEC005を購入し、久しぶりにクロノグラフを入手し嬉しかったので動画を作ってみました。祝YouTubeデビュー笑
SEIKOさんから怒られちゃいそうですが、ファンが勢い余って作っただけなので大目に見て下さい…。GW、平日仕事終わりの隙間時間にチマチマ作業を進め結構時間がかかり大変でした。
WATCHTANAKAさんをリスペクトし、現代風味を加えたのですが自室での撮影は色々と限界があるなとも感じましたね苦笑 台座がAmazonで購入した安物なので、ブレるブレる笑
久しぶりにこの手の動画を作ったのですが、思いの他楽しかったので、今後また機会があれば作ってみようかなとも思っています。
SBEC005本当に素敵な時計ですので、是非興味のある方は購入を検討してみて下さいね。限定販売数1,000本ですがまだネット上では普通に販売をしている今がチャンスです。
前回販売された、『クロノグラフ45周年記念モデル ブライツ SDGZ013』は現在プレミアが少し付いているっぽいですね。
また5年後にクロノグラフ55周年記念モデルが出そうですが笑
SBEC005現在メルカリで美品が26万円で出品中です。
ワンプッシュクロノの3針、現在モデル版SARX069の購入レビュー。
SEIKOのオーバーホール全て。
SEIKO ダイバーズ 現代デザインSBDC107 復刻デザインSBDX019 を比較してみました
腕時計のプロが選ぶ SEIKO ブランド別4選