今年は沢山の限定モデルがSEIKOさんから販売されましたね。
ちょっと前に時計本体ではなく、付属品 腕時計のバンドを一本購入しました。今日はその紹介になります。
SEIKO 純正トロピックバンド R03C012J9 購入レビュー
販売された、ファーストダイバーの復刻モデル各種。皆さん気付きましたか?
SBEX009と、SBDX041の2機種が『トロピックバンド』と言われる目の細かい、過去のオリジナルモデルに装着されていたであろうバンドを再現した物が付属し販売されています。
SEIKOのカスタマーに問い合わせをした所、このシリコンバンド単体で購入可能と言う事で申し込んでみました。
トロピックバンド とは一体何か?
まずは、トロピックバンドって何だろうって思いますよね?独特の目の細かい網目模様や、三角形が並んだタイプのバンドです。
名前の陽気な響きから、南米あたりのフルーツにでも由来をしているのかな?などと思っていたのですが(な、何て安直なんだ…笑)、今回調べてびっくり。
トロピック(TROPIC)って、会社の名前なんですね…。
で、今も普通に現存してます笑

1960年代に世界中の腕時計メーカーにバンドを供給していたらしく(ダイバー用のバンドが多かったそうです)、社名が『トロピック』だったので、この会社から出ているバンドを総称して『トロピック』と言われる様になったみたいです。
以前から不思議だなと思ってたのが、目が細かい物と、丸い穴が開いているバンドどちらも『トロピック』とバンド販売サイトなどに記載されていたので、
どうしてデザイン、種類が違うのに、『トロピック』と言うのだろう?と思っていたのですが、『トロピック』が作っていたからと言う事なんですね。
いや~本当に勉強になりました。1つ賢くなりましたよ笑
今回購入をしたSEIKO 純正 トロピックバンド R03C012J9
『トロピック』社が作ってないから、『トロピックバンド』じゃないだろうって気がしますが、この呼び名の方が時計ファンが分かりやすいかと思いますので、今回は一旦
『トロピックバンド』
に統一しますのでご了承下さい笑
今回こちらが購入をしたSEIKO 純正トロピックバンドです。
カラーのバリエーションがあり、
SEIKO 純正トロピックバンド R03C011J9 39,490円(税込み)カラー ブルーグレー
SEIKO 純正トロピックバンド R03C012J9 39,490円(税込み)カラー ブラック
送料:1,000円
こんな感じになっています。シリコンバンド1本で39,490円です…。さすがに購入するのに数日考えましたね笑
結局今回はブラックの物を購入しました。 因みにビニール袋の裏面に、
『BAND CHINA』
のシールが貼られており、4万円も払ったんだから『JAPAN』が良かったかなと言うのが本音です笑
SEIKO 純正トロピックバンド サイズ
サイズは、上側が87mm、剣先側が140mmとなっています。(全長で計測)
復刻ファーストダイバーへの取り付けを考慮し、かん幅は19mmになっているのでご注意下さい。Dバックルを装着する際は、18mmになっているのでここもご注意下さい。
独特の模様、装飾となっています。作りは実にしっかりとしており、安っぽさがないですね。まあ4万円ですからね笑
適度に厚みと、しなやかさがあります。
バンドの装飾ですが、寄ってみると4本のラインが交互に折り重なる独特の模様になっています。バンドの周囲には段差、階段上の装飾もされており、遠くからだと縫い目のようにも見えます。
尾錠(びじょう)はシルバーなのですが、遊環 (ゆうかん)SEIKOと記載のベルトの留め金 金属パーツは黒色になっています。個人的にはシルバーで揃えてくれてた方が嬉しかったですね。
背面はこの様な感じになっています。
SBDX019 にトロピックバンドの装着
手持ちのSBDX019に、『トロピックバンド』を装着してみます。
SBDX019購入レビュー。

バネ棒外しがあれば簡単に取り付け出来、30秒位で完了します。恰好良いですね~。(1回目)これはいい!!
SBDX019には、このピラミッド型のシリコンバンド(R02B011J9 24,000円)が純正で付属していたのですが、
『新品であるにも関わらずホコリの付着が酷い』
と大不評でした。
久しぶりにこいつを取り出して来たのですが、ホコリの付着が以前にもまして酷くなっている感じがあります。まるで、加水分解をおこしているみたいです…涙
今回購入をした、この『トロピックバンド』はホコリの付着など一切なく、サラリとした触感で、細かい模様が本当に良いですね。恰好いい!!(2回目)
うんうん、4万円の価値があるんではないのかと思えて来た笑
斜めから見ても、恰好良い!! (3回目)本体と合っていますね。
背景を木にして撮影。うん、恰好いい。(4回目) 復刻ファーストダイバーを購入した方、このSEIKO 純正『トロピックバンド』は実にいいですよ。
この、遊環が黒と言うのがちょっと残念ですね。これがシルバーであれば文句なしの満点でした。まあけど、遊環が黒でも恰好いい!!(5回目)
普段は、メタルバンドでしか使っていなかったのですが、久しぶりにシリコンバンドにすると本当にいいですね。このトロピックバンドは恰好いいです!!(6回目)
SEIKO 純正 トロピックバンドを装着してみました
腕にも装着してみました。今回は急な撮影だった為、腕の毛が未処理になっています笑
この様な装着感になります。 いや~恰好いいですね!!(7回目)久しぶりにシリコンバンドを装着すると新鮮な気分になります。
シリコンは適度な弾力と柔らかさがあるので、装着時に骨に干渉をし痛みの発生など無いのがいいです。長く着用したいのであればシリコンバンド一択ですね。
SEIKO 純正 トロピックバンド 遊環 の黒を解消する
トロピックバンド自体凄く良いのですが、遊環が黒と言うのはやっぱり浮くので、シルバーの遊環パーツに交換をしてもいいのかなと思っています。
でこの遊環のみ販売をしていますか?とカスタマーに問い合わせをしたのですが、単体販売は無しとの事でした。
で、SBDC107のシリコンバンドの遊環がシルバーなんですね。
SBDC107 シリコンバンド R03E012J0 24,970円(税込み) カラー ダークブルー
結構高額なので、SBDC105のブラックのシリコンバンドがオススメです。
SBDC105 シリコンバンド R03E011J0 7,150円(税込み)
※注意※ 上記のダークブルーの画像を白黒にしただけです
価格が3倍位違います。ブラックのバンドであれば、7,150円で購入が可能です。でこのSBDC105のシルバーの遊環ですが、トロピックバンドにも問題無く取り付けが出来ます。
金属パーツが全てシルバーになりました。是非皆さんも色々と検討をしてみて下さいね。
1点注意が必要で
復刻ファーストダイバーのかん幅が19mm、SBDCシリーズは20mm
となっているので、バンド自体は流用出来ないのでご注意下さいね。
バンド一本で、4万円と信じられない位高額な商品でしたが、『見た目が最高過ぎる!!』と個人的に、ファーストダイバー復刻モデルを所有している方は購入して損はないかなと思っています。
見た目の雰囲気が寅さん限定モデルであるSBDX041に非常に近い物になりましたよ。
非常に高額なSEIKO 純正 トロピックバンドですが是非検討して下さいね。自分も数日考えに考え抜き購入にいたりました笑
SBDCシリーズ、SBDXシリーズのSEIKO 純正シリコンバンドを比較してみました。

※追記 オリジナルのファーストダイバー付属していたバンドはどの様な物なのか?
追記です。プロスペックスブティック 銀座、SEIKOミュージアムで見る事の出来る オリジナルのファーストダイバーのバンドはこの様な物が装着されています。
プロスペックスブティック 銀座に展示されていたファーストダイバー。バンドには、ピラミッド型の四角推がデザインされた物が付いています。SBDX019に付属されている物、R02B011J9と似ています。
SEIKO ミュージアムに展示されていた、ファーストダイバーと300mダイバー。ファーストダイバーは今回紹介したトロピックバンドに似たデザインの物が装着されています。
300mダイバーは凄く凝ったデザインの物になっています。
これ、どのバンドがオリジナル、SEIKOの正規バンドになるかが、自分には分からないですね…。『セイコー ダイバーズウォッチ進化論』にバンドの記載までは無かったんですよね…。
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