8月に入りましたね。曇ったり、急に雨が降ったりと不安定な天気の為足元が気になりますが、不安なときは良い革靴は控える。この精神でどうか、お願いします。
さて、本日ご紹介の靴ですがスコッチグレインではなく、リーガル上級ラインの、シェットランドフォックスになります。
2009年に復活をしたシェットランドフォックスですが、その復活第一弾として販売をされたギリーシューズの、ナイツブリッジになります。
シェットランドフォックス ギリーシューズ 各部詳細
ブランド名 | SHETLAND FOX |
型番 | 3017SF |
ウィズ | E |
デザイン | ギリーシューズ |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | カーフ × キャンバス地 |
中底 | 牛革 |
表底 | レザーソール |
こちらに、復活当時のリーガルの告知があり、この靴が掲載されています。
シェットランドフォックスは元々は、1982~1990年ごろにリーガルで販売されていたそうなのですが、その後高級ラインをジョンストン&マーフィーのライセンス生産に集約、2008年にライセンス契約終了でまた復活と言うのが一連の流れのようです。
リーガル製のジョンストン&マーフィーは以前に2足程もっており、自分が靴にはまったのがまさにリーガル製ジョンストン&マーフィーからでした。
飯野さんがシェットランドフォックス復活をこちらに詳しく書いてまして、ギリーの紹介は3ページ目になります。
販売当時は今の様に雑誌やネットもここまで盛んでなかったので飯野さんの記事は本当に良く読みました。本も買っていまして、このブログを書く際に大変お世話になっています笑
復活第一弾と言う事で、力を込めていたのか非常に丁寧に作られており自分的には好きな1足です。かなり派手ですが、職場に普通に履いていっています。
キルト、布袋が標準で付属しているので、装着をすると更に迫力が増し、装甲車の様な見栄えになります。一時期はこれを付けていたのですが、キルト先端とキャンバス地が接触する部分に擦れで汚れが付着しだしたので、装着をやめました。
リーガルのキルトは、中に強めの針金が入っており、自分で湾曲具合を自由に調整することが出来ます。
サイド全体
シルエットは攻撃的と言う程に細いです。スコッチグレインで言うならば『トリノ』シリーズに匹敵するほどの細さです。
トゥ詳細
非常に細身であるとお分かり頂けるかと思います。コバはヤハズ仕上げと言うのか、特殊な形状だったのですがソール半張りの際にフラット仕上げに変更をお願いしました。
メダリオン
ハイシャインを少し入れています。特徴的なメダリオンです。
レーススティ詳細
ギリーを特徴付ける、レース部分です。紐は購入時から変わっていない純正です。
ヒール背面
こちらも少しハイシャインを入れています、カカトも問題ないですね。
正面全体
大迫力の正面図、シルエットは非常に細めです。
こちらもアップで撮影を行いました。
正面
細身であるとお分かり頂けるかと思います。
背面
ソール半張りとカカト交換も終えているので、これからもまだまだ履けそうです。
シェットランドフォックス ナイツブリッジ ギリーシューズ ウィズ:E レザー ×キャンバス
この靴を見て、『凄い迫力だな~、履けるかな~、ん~、単色にすべきか~、ん~。』と悩みに悩んでこのカラーを購入しましたが、クラシックな装いが好みで楽しんで履いています。
今年のリーガルイヤーモデルがコンビであったので、今後もこう言った遊び心がありながらも格好良い靴をリーガルさんには作ってもらいたいと思います。
リーガルトーキョーでオーダーシューズ3足作りました。
リーガルのイヤーモデルはこちらに記載をしました。
リーガルさんの旗艦店REGAL TOKYOへ行って来ました。
REGAL TOKYOでフルオーダーメイドの革靴を作ります。