日本最大の製靴ブランドREGAL(リーガル)。2018年に旗艦店 REGAL TOKYO(リーガルトーキョー)に行き、オーダーメイドで革靴を3足作りました。
REGAL オーダーメイドシューズ各種
現在REGALさんでは、オーダーメイドの種類が3つに分かれ、以下の表の様になっています。
オーダー名称 | 受付店舗 | 価格 | 納期 | サイト |
Built to order system | REGAL SHOP | 46,000円から | 60日後 | 詳細はこちら |
工房九分仕立て | リーガルトーキョーのみ | 140,000円から | 約3ヶ月 | 詳細はこちら |
ビスポーク | リーガルトーキョーのみ | 320,000円から | 約6ヶ月 | 詳細はこちら |
2020年12月現在(外税)
簡単に書くと、上から
・パターンオーダー
・セミオーダー
・フルオーダー
となります。
REGALの3種類のオーダーの簡単な紹介をする動画も昨年作ってみました。
2021年現在、再オーダーも行いリーガルさんのお気に入りの革靴が都合5足になったので本日まとめての紹介です。各靴の詳細に関してはリンク先をご覧ください。
REGAL ビスポーク フルオーダーメイド ウィングダブルモンク
2019年6月16日完成、人生初のビスポーク フルオーダーメイド革靴で完成までに約9ヶ月。
使用したアッパーの色合い、装飾、シルエットと個人的に好きな要素を1つにまとめたので、最高に満足度の高い一足が出来上がりました。
革靴を日光に当てるなども時間を見て行っていたので、個人的に好きな黄色味が掛かった茶色、ライトブラウンに近い色合いに変わって来ました。
サイズ感はかなりタイトな仕上がりになっており、遊びや隙間がほぼ無い、『ジャストサイズ』と言う程のジャストサイズで仕上がっています。(ちょっと痛い位笑)履き心地はかなり固めです。
革靴の詳細はこちらから。
REGAL 工房九分仕立て サドルシューズ
2019年7月27日完成の、工房九分仕立て サドルシューズ。折角であれば、九分仕立てはどんな感じなんだろうと?気になったので急遽追加注文。
釣り込みのシルエットが素晴らしく、足の形にフィットし履きやすいですね。
個人的には3種あるオーダーの中では、値段と質のバランスが一番良く万人にオススメ出来るのが九分仕立てであるかなと思います。
10年位前は、この九分仕立てが8万円とかで受け付けを行っていたので、凄いとしか言えないですね…笑
今はスーツを着る事が無く、ジーンズばかりなので、ライトブラウンのサドルシューズと言う物をオーダー。
サドルシューズもリーガルさんの1つの顔と言う位に浸透しているモデルですが、通常ラインのサドルシューズが『ぼってり』と言う感じのシルエットに対し、九分仕立てはシュッとしたシルエットが特徴的で、ここまで見た目に差があります。
左:工房九分仕立て 右:通常ラインの製品
別物と言える程にシルエットが違います、これが工房九分仕立ての仕上がりです。同じサドルシューズとは思えないですよね笑
サイズ感は、ジャストと言える程にジャストで、一番履いていて楽と言える程に履きやすいのが特徴です。履き心地はビスポークに比べるとかなり軽めで、ソールの返りも柔らかく履いていて楽です。
革靴の詳細はこちらから。
REGAL Built to order system Uチップ
2019年7月6日完成の、Built to order system。リーガルさんの新潟工場で作られている、パターンオーダーシューズです。
店舗に飾ってあった、アッパー皮革ハイランドの色合いが好みであったので一緒にオーダーしてみました。
6万円台にもかかわらず持った際に、あっこれ良く出来てるなと言う重量感が特徴で、リーガルさんの質実剛健、かっちりとした物作りが分かる仕上がりです。
ビスポークや九分仕立てと比べると、大振りな作りでフィット感は甘めですが、スコッチグレインと比べると底が深く、カカトをガッチリホールドするので、履きやすいなと言うのが感想です。
底材もそこまで固くないので、返りが良いのも特徴です。
ハイランドのカラーが購入当初はオレンジに近い色合いだったのですが、太陽光による日光浴を繰り返していた所、色落ちがかなりあり、オレンジ→黄色ライトブラウンに近い色合いに変化をしました。
この日光浴に関してはこちらから詳細を確認下さい。
スコッチグレインとREGALのカカト比較はこちらから。
革靴の詳細はこちらから。
REGAL Built to order system ウィングタッセル
2020年12月20日完成した、Built to order systemのウィングタッセル。2020年を持ってリーガルさんで自分の好きなカタオシ皮革、アノネイ社のハイランドの取り扱いが終了になるとの事で、最後に1足を作っておこうと思い、注文をしました。
ハイランドは、革自体が柔らかいので足に馴染み履きやすく、雨に濡れてもシミが出来にくくオールラウンドに履けると言った利点があるので本当に重宝をします。
また、この色合いが個人的に好みでジーンズに合わせやすいのも好きな理由の1つです。
まだ、試着位しかしていないので本格的な履きおろしを楽しみにしたいと思います。
革靴の詳細はこちらから。
REGAL 01NRDD ハイクラスモデル
今回各種オーダーメイドをREGALさんにお願いしたのですが、そのきっかけになったのが、2017年に発売されていた、ハイクラスモデル 01NRDDでした。
日本のタンナーの皮革を使い素材から製法まで純国産のウィングチップで、質実剛健な作りと見た目にノックアウト。REGALさんの物作りの良さを再認識した逸品でした。
購入から3年程経過しましたが、丁寧に履いているので非常に状態は良いです。過去に補修に出し、トゥスチールとコバの削りブラックに着色、ピッチドヒールにと簡単なカスタムをしています。
楽に10年は履けるぞと言わんばかりの物の良さがあります。何よりもこの見た目の恰好良さ、シルエットが通常のREGALのウィングチップに比べシュッとしているので綺麗です。
履き心地はかなり固めの感じとなっています。
革靴の詳細はこちらから。
REGAL オーダーメイド 革靴 シューツリー 各種
オーダーメイド各種を行った際にシューツリーも一緒に注文しました。
中国産の安価で雑な作りのシューツリーに心底うんざりしていたので、職人の手作業によるツリーの作りに心底ほれ込みましたね。写真を見ただけでシルエットの美しさ、物の良さが分かるかと思います。
下記に3種類のツリーの詳細を記載しているので是非確認下さい。
REGAL リーガル オーダーメイド 革靴 まとめ 感想
と言う訳でかなり簡単ですが、REGALさんで現在オーダーが出来る、3種類
・Built to order system
・工房九分仕立て
・ビスポーク
の事を記載してみました。
海外ブランドの既成靴で何十万円も払って購入をするのであれば、REGALさんで自分好みの仕様で1足オーダーをした方が満足度がかなり高いかと思うので、是非皆さんも検討してみて下さいね。
REGALの旗艦店であるREGAL TOKYOなどは、車で言えばTOYOTAのLEXUSと同じですからね。満足度、所有欲がかなり高くお値打ちなので本当にオススメですよ。
オシャレ上級者である程 靴 足元に凝りますが、理由は簡単で先端部に近いので『人目に触れる』からです。
どんなにオシャレをしていてもボロボロの靴、手入れされていない革靴は減点にしかならないので、大切に革靴を履いて下さいね。
リーガルトーキョー フルオーダーメイドの相談会に行って来ました。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その1。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その2。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その3。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その4。
リーガルトーキョーでビスポーク フルオーダーメイドの革靴を作ります その5。
REGALさんの靴のオーダーメイドカタログまとめ。
工房九分仕立てのオーダー内容をまとめました。
Built to order systemのオーダー内容をまとめました。
フルオーダーメイドの革靴が完成しました。