SEIKO ダイバーズ55周年記念モデルのフィナーレを飾る製品の発売が近づいて来ました。
SEIKOさんから復刻ファーストダイバーが数種類発売されたので、今日は比較をしてみたいと思います。
SEIKO 復刻ファーストダイバー 4種比較
その前に SEIKO ファーストダイバーとは何か?
『セイコー ダイバーズウォッチ進化論』こちらにオリジナルの時計が掲載されています。
70Pにファーストダイバー 6217 150mダイバーの解説があります。
1965年 日本初のダイバーズウォッチで、SEIKOさんのダイバーズウォッチの原点と言える貴重なモデルです。現在が2020年なので、今から55年前、東京オリンピックが開催された翌年に発売されています。
で、このモデルですが、本、サイト、人により色んな呼び方があり混乱します。調べたのですがこれだけ現在呼び名があります苦笑
ファーストダイバー
ファーストダイバーズ
初代セイコーダイバーズ
6217
62MAS
62MAS-010
メカニカルダイバーズ
150mダイバーズ
メカニカル150mダイバーズ
セイコーマチック カレンダーダイバーウォッチ
1965 メカニカルダイバーズ オリジナル
合計で11個、もう訳がわかんないですよね笑 で、色々と面倒臭いので、このブログでは1965年に販売された
初代モデルを『ファーストダイバー』
それ以降に再販された物を『復刻モデル』『復刻ファーストダイバー』
とします笑 因みにファーストダイバーはSEIKOの店舗や博物館で実物を見る事が出来ます。
こちらは、プロスペックス ブティック 銀座。一番右の時計がファーストダイバー。
少し前に訪れていた、今年銀座にオープンをしたSEIKOミュージアム。貴重なオリジナルのモデルがおしげもなく展示されており、楽しかったです。(ファーストダイバーは一番右)
博物館の事も時間をみて記事を書くのでお待ち下さいね。
因みにですがファーストダイバー、1965年当時の定価が博物館に記載されていました。
右:ファーストダイバーは1965年(昭和40年)当時 定価13,000円。SEIKOミュージアムでは、ファーストダイバーの事を、『セイコーマチック カレンダーダイバーウォッチ』と記載しています。
中:300mダイバーは、1968年(昭和43年)当時 定価38,000円。
左:600mダイバーツナ缶は、1975年(昭和50年)当時 定価89,000円。
1965年当時は、大卒初任給が2万円位とネットで調べると出たので、月の給料半分以上にはなるので、販売当初から高額ですね。
前置きが長くなりましたが、早速復刻モデルを比較してみましょう。
復刻ファーストダイバー 4種比較してみました
凄く簡単なんですが4種、
2017年8月発売のSBDX019、
2020年6月発売のSBEX009、
2020年11月発売予定のSBDX039、SBDX041
でこんな感じになりますね。
SBDX019 | SBEX009 | SBDX039 | SBDX041 | |
径サイズ | 39.9mm | 39.9mm | 39.9mm | 39.9mm |
重量 | 109g | 110g | 112g | 112g |
盤面カラー | グレー | ブルーグレー | マリンブルー | ブラック |
ケース素材 | ステン | エバーブリリアント | エバーブリリアント | エバーブリリアント |
ムーブメント | 8L35 | 8L55 | 8L35 | 8L35 |
バンド | シリコン・メタル | シリコン | シリコン | シリコン |
発売日 | 2017年7月8日 | 2020年6月19日 | 2020年11月7日 | 2020年11月20日 |
限定数 | 2,000本 | 1,100本 | 1,700本 | 300本 |
価格 | 378,000円 | 715,000円 | 528,000円 | 528,000円 |
こうやって見ると、2017年に発売されたSBDX019がいかにデザインの完成度が高かったか、そしてお買い得であったかが分かりますね。
ちょっと前に銀座に行った際に、SBEX009が店舗に残っていました。
金額が高すぎて思った程売れてないのでは…とも思っています。11月に少し求めやすい2本が出るので、まあこちらの方が売れやすいのかなと…。
個人的には、盤面とバンドを黒に揃えた、寅さんモデル SBDX041がいいかななどとも思うのですが、こちらも現在まだ普通に予約受付をしているので即座に完売と言う訳では無いのかな?とも思っています。
今年55周年と言う事で、SEIKOさんもかなり気合をいれたモデルを投入し、復刻モデルをようやく購入出来ると言う方も多いかと思いますので、是非この機会を有効に活用をして下さいね。
年々時計の定価が高額化しており、次回60周年の際に復刻モデルの発表があれば更に金額が上がると思っているので、早めに手を打って下さいね。
【追記】2020年11月15日16日の2日間はPayPayモールでのお買い物がかなりお得になっています。衝撃の売価、最大で44%ポイント還元はこちらから。
【追記】 SBDX039 店舗で見て来ました
【追記】寅さんの復刻ファーストダイバー SBDX041 試着して来ました
SBDX041 レビューはこちら。
追記 SEIKO 純正 トロピックバンドを購入しました。
【追記】2020秋冬の最新プロスペックスカタログが配布されています。
新作のSBDX039やSBDC127の掲載あり。
復刻ファーストダイバー(SBDX019)と現代モデル(SBDC107)の比較記事。
SBDX039、SBDX041の紹介はこちらから。
SBDX019のレビューはこちらから。
SBDC107のレビューはこちらから。
SBEX009を見に銀座に行って来ました。
SEIKOのオーバーホール全て。
腕時計の36mm~47mm径サイズ比較。
SEIKO ファーストダイバーが映った14作品の『男はつらいよ』の記事はこちら。
『男はつらいよ お帰り寅さん』の合成シーンについて記載しました。
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SBDX039ですが、2020年10月3日よりネットでの予約が開始となっています。購入はPayPayモールで5の付く日に購入するとポイントアップでお得です。
定価:528,000円
PayPayポイント:59,520ポイント還元
Tポイント:10,560ポイント還元
実質購入金額:528,000円 ー 59,520円 ー 10,560円
=457,920円