REGAL　リーガル　Built to order system　ウィングタッセル　購入レビュー　

日本最大の製靴ブランドREGAL。そのREGALの旗艦店 銀座にある リーガルトーキョー にうかがい、『Built to order system』で革靴を一足作りました。

本日はその革靴のレビューとなります。

REGAL　リーガル　Built to order system　ウィングタッセル　購入レビュー

現在REGALさんでは下記３つのオーダーメイドシューズの注文が可能となっています。

REGAL　オーダーメイドシューズ各種

2020年12月現在（外税）

簡単に書くと、上から

・パターンオーダー

・セミオーダー

・フルオーダー

となっています。Built to order systemは一番お手頃価格のパターンオーダーで2020年12月現在46,000円から注文が可能です。

パターンオーダーと侮るなかれ、組み合わせ次第、年に数度のオーダー会で限定の皮革を注文する事で、個性的なモデルの制作が可能となっています。

店舗には、サンプルシューズが沢山展示されているので気になる方は是非訪れてみて下さいね。

自分は2019年8月に『Built to order system』を利用し革靴を作った事があるので、今回で２回目になります。

2019年製作をした、ハイランドを使ったUチップ。

今回の『Built to order system』では以下の靴を作ってみました。

REGAL　リーガル　Built to order system　ウィングタッセル　注文詳細

木型は今回スクエアを指定。アッパーはフランス産カタオシ アノネイ社のハイランドレザーを選択。このフランス産の皮革を選択した時点で、少しアップチャージになります。

で、今回『Built to order system』を再度注文をした理由がアノネイ社のハイランドレザーの取り扱いがREGALさんでなくなると言う事だったんですね。

たまたま店舗に訪れた際に店員さんに伺い、自分が一番お気に入りの皮革であり、今後取り扱いが、『国産カタオシレザー』に変更になるので、

『最後にアノネイ社のハイランド』

で一足作っておこうと思った訳です。

追加のオプションとして内側にネーム入れ　店舗名と製品番号を記載する様にお願いをしました。内側のネーム入れ、リーガルトーキョーのオーダー会でしか出来ないとの事です。

トータルでこの様になりました。

・Built to order system基本料金　58,000円 

・ネーム入れ　2,000円

合計　66,000円（税込み）

2020年9月29日に注文を行い、2020年12月20日に受け取りでしたので、完成までに83日、約3カ月となっています。では『Built to order system』の革靴詳細です。

リーガルトーキョー　Built to order system　RT48　オーダーメイド ウィングタッセル　詳細

こちらが今回仕上がった、REGAL TOKYOでの『Built to order system』のウィングタッセルです。

靴紐の無いタイプのウィングチップを1つ作ってみようかと思い、ウィングタッセルを選びました。前回のUチップではラウンドラストを選んでいたのですが、今回は試着をしスクエアラストを選択しました。僅かにトゥが角ばった仕上がりになっています。

ハイランドの独特のカタオシ具合が実に良い具合に出ており、いい感じになっています。

またハイランドには、革自体が柔らかいので足に馴染み履きやすく、雨に濡れてもシミが出来にくくオールラウンドに履けると言った利点があります。

ここ最近はジーンズしか履かなくなったので、ライトブラウンが一番合わせやすく重宝しています。



回転する革靴動画と言う物を撮りました笑

付属品　外箱　同封物

Built to order systemでは、この様な外箱になります。

店舗に沢山展示してあった、『REGAL TOKYO』専用の箱です。茶色に金の箔押しと言う高級感ある仕上がりです。

同封物として、布袋、があります。REGAL　TOKYOではこの江戸紫の色を色んな所で使っています。この紫色の布袋はREGAL TOKYOでの注文時の仕様です。

サイド全体

カタオシ具合が均等で目が細かく、シルエットも実に美しいですね。

履き口の箇所には、パイピングが施されておりこげ茶の色もついているので、引き締まって見えます。

トゥ詳細

今回のオーダー時、トゥのメダリオンの選択が出来たので、基本となる物とは少し違う凝った仕様の模様です。

店舗で受け取り時　磨きのサービスを行ってもらったので、

『軽いハイシャイン』

でとお願いをしています。ホンノリと光る具合が実にいいですね。タッセル、タッセル紐と全てがカタオシのハイランドで仕上がっているので、一体感があり良いです、重厚感があります。

正面全体

太からず、細からず綺麗なシルエットです。カタオシの具合が均等に綺麗に出ており、実に美しいですね。仕事からプライベートまで今後大活躍しそうです。

今回のオーダー会で、このアノネイ社のハイランドが最後になるので本当に残念な限りですね。

正面

現状この様な浮いた状態で、返しが大きめに取られています。この返しがあると、履き始めが楽になると言うメリットがある様に感じますね。

Built to order systemでは、コバの仕様とカラーを選べ無かったので、現状

・ダークブラウンで染め上げ

・コバ両ツメ

となっています。今後コバは01NRDDの様に、真っ黒　平に変更をするかもしれないです。しばらくはこのまま履いてみたいと思っています。

背面

背面からのシルエットも実に綺麗に作られています。

アウトソール

前回のUチップと同じく、カラス仕上げ、真っ黒な仕上げに。仕上がって気付いたのですが、つま先ゴム仕様にし忘れていました…。

なので、履き下ろす前に、スティールでも付けに行こうかと思います。

REGAL のBuilt to order systemの美しさ

基本となる靴の型が凄く綺麗なので、写真に撮った際に非常にサマになりますね。

こんな角度なんてどうでしょうか？惚れ惚れする程の美しさです。

日光にかざしての撮影でこの様な感じの色合いになります。

他社とのシルエットの違い

ルイ・ヴィトンのローファーも持っているのですが、今回新調をしたREGALとでは結構シルエットの違いが出ています。

REGALとルイ・ヴィトンとの比較。ここまでシルエットの違いがあります。

太からず、細からず綺麗なシルエットになっています。

ヴィトンはかなり、細身で攻撃的とも言えるシルエットに。これはこれで恰好良いんですけどね笑

ヴィトンの詳細はこちら。

REGAL　リーガル　Built to order system　ウィングタッセル　実際に履いてみました

実際に履いてみました。173.5cm　68kg　足サイズ25.0cmのガッシリ体型の男性です。

ジャストサイズに仕上がっているので、非常に履きやすいです。

今後履き込んだ際の、沈み込みがどの位になるのか？と言うのが気になる所です。一昨年に作ったUチップの革靴はそこまで沈み込みが無かったので問題はないかなと思っています。

REGALのお気に入りの革靴　5選

今回もREGAL TOKYOさんで、Built to order systemで革靴を注文しましたが、お気に入りの色合いの革靴が都合5足になりました。今後も大切に履いて行きたいと思います。

6万円で自分好みの革靴のオーダーが出来ると言うのは、大手であるREGALさんの強みなので、是非好みの革靴が無いと嘆いている方は検討をしてみて下さいね。

海外ブランドで10万円以上の既成靴を購入するのであれば、REGALさんで一足自分仕様の革靴を作った方が満足度は高いかと思います。

REGAL　リーガル　オーダーメイド革靴　開封レビュー

今回、YouTubeで革靴の開封レビューも一緒に作成をしてみました。是非ご覧ください。いいね、チャンネル登録も是非お願いします。

2019年9月リーガルトーキョーでオーダー依頼した３足全てが完成

リーガルトーキョー『Built to order system』革靴レビュー。

リーガルトーキョー『工房九分仕立て』革靴レビュー。

リーガルトーキョー『ビスポーク』革靴レビュー。

リーガルトーキョー　オーダーメイド依頼　時系列

リーガルトーキョー フルオーダーメイドの相談会に行って来ました。

リーガルトーキョーでビスポーク　フルオーダーメイドの革靴を作ります　その１。

リーガルトーキョーでビスポーク　フルオーダーメイドの革靴を作ります　その２。

リーガルトーキョーでビスポーク　フルオーダーメイドの革靴を作ります　その３。

リーガルトーキョーでビスポーク　フルオーダーメイドの革靴を作ります　その４。

リーガルトーキョーでビスポーク　フルオーダーメイドの革靴を作ります　その５。

REGALさんの靴のオーダーメイドカタログまとめ。

工房九分仕立てのオーダー内容をまとめました。

Built to order systemのオーダー内容をまとめました。

フルオーダーメイドの革靴が完成しました。